ーーそして現在ーー
今日はガッチさんとのコラボ実況当日
少し早めに家を出る準備を済ませたものの、心の準備ができていないどころか出発時刻が近づくにつれてどんどん不安になってきたのでとりあえず茜と電話で話しているところだ
スマホを耳に当てて家の中歩き回ってる自分とかウケる
いや、そんなこと思ってる場合じゃないんだけどさ
ほんとに何言ってんだろ
あーーーっ、緊張で頭おかしくなる
あぁ、マジで電話切られた
とはいえ、時計を見ると時間がそこそこ迫ってきていたので自分の荷物と手土産を持って家を出ることにする
緊張や不安などの諸々の感情で死にそうな顔をしながら電車に乗り、事前に教えてもらっていた住所に向かった
それで今、ガッチさんの家の前にいるんだけど………
インターホンのボタンに手を伸ばしては引っ込めるという動作をかれこれ10回ほど繰り返しています^^
ピーンポーン♪
意を決してボタンを押した
軽やかなはずの電子音だが、胃を鷲掴みにされたような感覚がする
思ったよりすぐに反応されたのでテンパってしまうが、なんとか平静を繕いつつ返事をする
インターホンが切れ、数秒もするとドアが開けられた
ア"ッッッ、マブシイッ(^ཫ^)
あぁ〜〜〜っ、ありがとうって言ってもらえた死ぬ😇
でも今日は実況しなきゃ
死ぬのは後にして、玄関に入れてもらって靴を脱いで揃える
リビングに通してもらうとガッチさんのペットであるおもちがてちてちと歩いてきた
おもちは私の周りを歩きながらたまに匂いを嗅いだり、構ってほしそうに顔を見あげてきたりしている
しっぽ振ってるのかわいすぎ、生きてるだけで大優勝
屈んで頭や背中を撫でてあげるとしっぽの揺れがさらに激しくなった
一生懸命私の手の匂いも嗅いでいて嬉しそうだ
ひとしきりおもちを愛でたあとは実況部屋へと案内してもらった
今回やるのは敵を倒していく系のアクションandシューティングゲーム
オンラインでもできるが、わざわざふたりで一緒にやるのは私がコントローラー操作に関してポンコツだからだ
え?
私の家でもいいじゃないかって?
2つのコントローラーを接続する方法も知らないんだなこれが😊
早速ふたり並んでゲームと録音ソフトを起動し、コントローラーを握りしめる
今回は録画データをもらって、私が編集して私のチャンネルで投稿する
だからタイトルコールも私
いやぁ、私のチャンネルにガッチさんが登場しちゃうぜ
深呼吸で気を引き締めて録画を開始する
茶番は終わりにして、チュートリアルを終わらせて早速いちばん簡単なステージから開始する
ここからステージをクリアしながら報酬で装備を強化して進んでいくのだ
その後も私は無事死にまくりながらも無事に実況を楽しく終わらせた
家に帰る前にはすっかり緊張も消え、ガッチさんとは仲良くなれたので今日は最高の日だった
おもち、めっちゃかわいかった………












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。