第40話

38話:初めまして
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2024/04/22 22:36



及川「あなたのニックネームちゃぁぁんっ?!元気にしてたぁ〜?」



『してない。ってか、相手チームのベンチに入ってこないでよ』



及川「えぇ〜っ!元気じゃなかったの〜??俺がいなかったせい??」



な訳あるか馬鹿か??馬鹿なのか??人の話を聞かないナレシストっ!!



私の腕にしがみついてくる鰹節ナレシスト約180は目を点にしている烏野メンバーを睨む



及川「誰?うちのあなたのニックネームたぶらかして烏野に入学させたやつ」



『うるさい、キモい、どっか行けっ!』



私はその腕が抜けると思いっきり及川の膝目掛けてキックをお見舞いする



その場にガクンとあっけなくこける及川



ダッサっ!



岩泉「お前いい加減にしろっ!!!すみませんね。こいつバカなもので。止めてくれてありがとう」



『あ、はい。どっかゴミ処理場にでも放り投げておいてください』



及川「あなたのニックネームちゃんっ?!」



岩泉「そのほうがいいかもしれないな…」



及川「岩ちゃんっ?!?!」



この人とは気が合いそう



澤村「いい加減帰って来い…」



すすすーと澤村先輩かは腕を引かれ烏野の中に入る



及川「あっ!!あなたのニックネームちゃんなんでそっち!?こっちでしょうが?!」



『なわけないでしょ馬鹿』



こいつぶっ潰したいんだけど



菅原「そうだそうだ〜!園田さんはうちのだ〜」



及川「あ"?」



澤村「やめとけスガっ!」



大乱闘起きちゃう…



早く三セット目始まってくれないかな…










及川side







俺が初めてあなたのニックネームに会ったのが小3上がってすぐ



1年生の割にはませてて、ミステリアスってのが似合う子



『あなたちゃんは何したい?』



あなた「……」



すぐさま心開いてくれるわけじゃなかったけど、俺はずっと話しかけてた



だってずっと一人なんて"かわいそう・・・・・"でしょ?



あなたちゃんはクレヨンを机の上に置くとそのままどこかに行ってしまう



流石に面倒見てなくて怒られるの嫌だから後について行った



それにしてもおかしな子だなぁ。同じ歳の子といるみたい



あなた「…」



いきなり扉の前で止まると、俺の方に向き直る



あなた「…トイレまでついてきてなんなの…」






あっ((察



俺はすぐさま来た道を戻る



あー、最悪だ最悪だ!!



女の子のトイレまで着いて行くとかキモいじゃん俺っ!!



本当に最悪だ!!!





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