たった今任務を終えた僕は夜の街、黒龍街を徘徊している。
先日の出来事からよく街を歩く様になった、
この街に蔓延る下衆は全員始末する。
あの事件以来そう思う様になったのだ。
そう歩いているといつの間にか周りに人が居なくなっていることに気がついた。
ヤダな〜僕ったらぼーっとしてるとすーぐこれなんだからもう!おっちょこちょいな困ったちゃんね!
そう鼻を震わす。
間違いない、ジャンキーだ。
いやソレ間違いなくクスリやないか〜い
うっわ〜〜
完全に目がイッてるじゃん…
クスリだなんて冗談じゃないよ…
っていうかこんなに堂々と取引されるもんなの?
見つかるよ?
男は警棒で殴られ、宙を舞いそのまま倒れた。
うー〜ん…………
好きです。
目つき悪いっいや顔可愛いなおい。
そっそんな…
やっと黒龍街にも存在したイケメンに今出会えたというのに…
でも守ろうとしてくれたんだ〜カッコいい〜
うっわ俺様系って…最高かよ…
危ない危ない…危うくナンパする所だった…
僕みたいに真のファンたるものやっぱり推しはこっそり見守るのが鉄則なのよ!
そもそも初対面の女にいきなり距離縮められたりしても不審でしかないだろうしね…
街全体は把握していないのよね、
また深夜徘徊してみるか〜
次会ったら聞いてみよう…













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。