第4話

꒰ა ③ ໒꒱
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2024/02/17 13:55 更新
「貴方が私達を守ってくれるの?」
あれは、どういう意味だ?
もうそろそろ冴が戻ってくると思い、ドアを開けたクリップで施錠した。
まぁ、普通は扉の鍵を開けるのは無理なんだが。
案外成功するものなんだな。
俺がリビング?の椅子に座り直し頬杖をつくと冴がタイミング良く帰ってきた。
糸師冴
糸師冴
まだ帰ってなかったのか…暇だっただろ
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
それ本人に言うか?まぁクソ退屈だったが
何故か、冴にアイツのことを言うのはやめようと思った。
なんとなくだがな。




糸師冴 side
やっと皇帝野郎が帰った。
てことはつまり、あなたの下の名前と沢山一緒にいられるってことだ
いつも通り鍵を開けて、部屋に入る。
糸師冴
糸師冴
ただいま、あなたの下の名前
あなた
…おかえり冴くん。
またいつも通り、あなたの下の名前がドアの前で待っててくれた。



こんな日常が、永遠に続けばいいな…









なにか別の匂いが部屋に混じってたのは、きっと気の所為。
ミヒャエル・カイザー side
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
なぁ冴、家行かせてくれ
糸師冴
糸師冴
またかよ…
…はぁ、部屋には入んなよ
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
いつも入ってないだろ。
今日も冴に家に行きたいと頼む。
アイツに会いたくなったから。



そりゃあ毎日会えるわけでも無い。あれはただの偶然に過ぎないのだから。
だが、冴が家から出たりしてくれれば…



アレクシス・ネス
アレクシス・ネス
冴、取材の人が来てますよ。
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
糸師冴
糸師冴
あのパーティーの話とかだろ?
行くしてか前回大体答えただろ…
アレクシス・ネス
アレクシス・ネス
…要件がそれだけじゃなくて、
結構重要なことも話すらしいです
糸師冴
糸師冴
はぁ…?
糸師冴
糸師冴
…チッ、カイザー、少し待ってろ、
早めに切り上げてくる。
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
あいあい、








前のクリップで、また扉の鍵を開ける。
厳重になってないという事は、バレてなかったみたいだ。
扉を開ければ、予想通りアイツがいた。
あなた
…天使さん。
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
はぁ?名前を知らないからってそれで呼ぶのか?
あなた
だって貴方は天使だもん。
あなた
綺麗な金髪で、天に届くくらい背も高いし。
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
流石に届かねぇよ、俺より高い奴どうなんだ
 
あなた
これあげる。
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
急だな、てかなんだこれ。
あなた
なんか持ってたネックレス。天使さんにあげる。
羽根の装飾が付いた青いネックレスを手渡された。
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
…付けるかはわからんが、アリガトウ。

 
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
…なぁ、お前は。ここにずっといたいのか?
気になったから聞いてみた。
俺の横で絵を描き始めたソイツは、手を止めて振り向いた。
あなた
…出られないもん。
まぁ確かにそうか。
窓は鉄板で塞がれてるから、外の様子も見れない。
扉は鍵がかかってるしな。
















なら、








ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
俺が連れ出してやる。
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
つまらないだろ?
ずっとここで絵を描くのは。
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
つまらないのは面白くないだろう?


ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
俺がお前に新しい世界を見せてやる。


ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
だから、俺を信じろ。













糸師冴
糸師冴
ただいま、
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
あーおかえり、冴。
糸師冴
糸師冴
なぁカイザー、次の日曜わけわからんパーティーに行かされることになったんだがどうすれば良い
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
別にいいだろパーティーくらい。
よかったなクソめんどくさそうだが。
糸師冴
糸師冴
だからめんどくせぇから断る方法ないかって聞いてんだよ
糸師冴
糸師冴
1日この家空けるの不安で仕方ねぇ…










狙うならその日ってことだな、























次の日。
クソ晴れてていい日だったから、計画に役立ちそうなものを買いに、百貨店に来てる。



クソふんわりとした計画を立てはした。


①、冴が家を空けたのを確認する。
クソマネージャーとかがいたら、ソイツはとりま鈍器でクソ飛ばす。



②、いつも通り、あの部屋の鍵をピッキングで開ける。
開けられなくてもブチ破れば良いから失敗する事はない。



③、アイツを連れ出して任務完了。





かなり雑だが、これが一番手っ取り早い











ネックレス、御守りのような気持ちで持ち歩いてるが…
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
(これ、かなり値段しそうだな…)






「ちょっとあなた!!?」


なにか大きな声が聞こえたから、思わず少し振り向いた。
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
…だれだ、




(なまえ:名字) 零名
あなたの名字 零名
どうして貴方が…娘のネックレスを、?!

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