近くのカフェに入って
家の話も、全部、全部聞いてくれた
?「辛かったな」
?「家、帰りたくない?」
あなた「まぁ、」
?「俺さ、全寮制の男子高にいんだけど」
?「それの姉妹校もあんのね」
?「校舎も近いから、会おうと思えば会える」
?「良かったら来年度から来ない?」
?「訳ありの生徒が多いから、気使わなくてもいいと思うし」
寮制か、逃げ道としては
いいところなんだけど、手続きとか、
面倒臭いしなぁ、
?「親にサインしてもらわないとって思ってんでしょ?」
?「ここの生徒、みんな自分で親の名前書いて提出してるから笑」
?「ね?」
あなた「…行く、行きます、!」
その後、学校の住所を教えてもらって
いろいろ書類を貰ってきた
今通ってる高校にも退学届けを貰いに行った
でも新学期まで1ヶ月くらいは残ってるから
残りはちゃんと学校にも行って、家にも帰ると決めた
あなた「っあ、」
あの人の名前聞くの忘れてた
優しくて、今まで誰にも相談出来なかったことを
あの人になら、相談してもいいって、思えるような
また、会いたい











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。