私は日々病気が悪化していった。
似顔絵……まだ途中なのに。
もうペンを持つ力すらなくなってきてて
やっぱりそろそろ死んじゃうんだな…と
感じてしまう。苦しい、と感じてしまうことが
苦しくなってしまって、
時には死んだ方が楽とか、
どうせ死ぬんだから早く死にたいとか
そんなこと考えたらダメだってわかっているのに
そう考えてしまう自分が憎くて苦しい。
スパルが帰ってくるまでは死ねない。
そう思いながら日々耐えてきた。
そのスパルが、ようやく帰ってきた。
か細くなってしまった私の声、
もう喋るのですらきつい。
ほっと安心した。ホッとしてしまったからか。
その時_________
私は涙を流しながら、笑顔で息を引き取った。
村長が暗い顔をしながらそう呟いた時、
蘇生の音が消えた_________。
____ 村の放送スイッチをつけ、
村中にスパルの苦しそうな声が流れた。
___ その後もずっと、
村への放送は止まらなかった。
村長も、村のみんなも、スパルも、
目から溢れ出る何かを止めることも無く。
その島で亡くなった1人の少女の事を
酷く考えてその夜は村中に雨が降り続けたという
7ヶ月も更新できてなくて本当に申し訳ないと思ってますスライディング土下座謝罪懐かしいですよね












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。