第2話

第2章
52
2019/02/27 10:09
古川くん
どう?俺と偽の恋人になってもらえませんか?俺を利用してくれていいからさ?
わたし
え?
あのー、まだぜんぜん話についていけてないし、理解できてないんだけど、、、
古川くん
あ?もしかして、、
この顔に惚れるのが怖い?
え、いつもなら負けず嫌い発動して
うっしゃおら!!付き合うよ!!
ってなるところだけど。。。

むしろすでに惚れてるんですがその場合はどのように?
古川くん
人助けだと思ってさ?
わたし
顔じゃない!!!……けど
助けてもらったから、、、
付き合う、、


わたしは古川くんの顔だけで好きなわけじゃない!これはほんとに重要!!
きっと古川くんは覚えてないと思うけど、、、
古川くん
じゃあこれで契約成立ってことで
明日から彼氏彼女でよろしく
わたし
こちらこそお願いします、!
そういい帰り道、、、

いや、まて!

こんな展開おかしすぎる!!

とりあえず!!

ピーンポーンピーンポーン
キミちゃん
はーい、
わたし
キミちゃん!!
大変なの!!
話がある!!
そういって一連の話を話すと、、、、
キミちゃん
え?それあなたの妄想?夢?願望?
え、あれ?そーなのかな??そーなのかもしれない、、、、

あはは!私ついに、、、
キミちゃん
ちょっと失礼!
そういうとキミちゃんはブラウスのボタンをあけはじめた

そして、、
キミちゃん
あなたの妄想じゃなかったみたい、、、
そーいった

え?急になんでそんな意見変わるの?


さっきまで私の話全く信じてなかったじゃん
そういうと鏡の前に移動させられて
キミちゃん
これ、キスマーク
え!えぇぇえー!!!!!
キミちゃん
近所迷惑!!
わたし
はい、、
キミちゃん
とりあえず、おめでとう
わたし
でも、好きになっちゃいけないんだよね、、、
キミちゃん
あなた
キミちゃんはそっとわたしを抱きしめてくれた



次の日、、、


お母さん
あなた!キミちゃん迎えにきてるけど!!!早く降りてきなさい!!
うわ!!やば!!!遅刻だ!!
わたし
キミー!!寝坊した!!
先行ってて!!
キミちゃん
はーい!頑張ってねー!
わたし
あいよ
お母さん
キミちゃん、ごめんね、、
キミちゃん
大丈夫大丈夫!!
いってきまーす!
お母さん
いってらっしゃい!!
はぁーー!!!!


昨日のこと現実だ!って思ったら全然寝付けないし、結局眠りに落ちたのは新聞屋さんがきたあと

そりゃ、寝坊もするわ
わたし
いってきます!!
わたし史上最速で準備して

時間ギリギリ

いつもは歩いてキミちゃんと話しながら行くけど今日はひとりで猛ダッシュ

朝からなんでこんなに人に見られなきゃいけないのー??!

まあ、ダッシュしてるからね笑
キーンコーンカーンコーン


はぁーー!!!

教室間に合った!、、


ギリギリセーフ!!
先生がまだきてないからうちのクラスはまだザワザワしてる
女生徒
え!嘘でしょ!!
女生徒
いやだいやだー!!
女生徒
やっば!ちょーウケるんですけど?
男生徒
お?なんの話?
女生徒
だから……
男生徒
え!嘘だろ?
(苗字)さん古川とガチで付き合ったのか?
男生徒
は?なにそれ!!
女生徒
そーなの!!
まじ泣くー!!
めっちゃ広まってるんですけどー!!


ガラガラッ
先生
なんだ今日は、騒がしいなー
号令
生徒
起立!礼!
先生ナイスタイミングー!!!

みんなにすごい勢いでこっちみてたけどとりあえず朝のホームルームの時間終わるまでだれも手出しできないもんね


今のうちにこれからの作戦考えなきゃ


とりあえず1時間目の倫理は寝る!!

ほんとに眠すぎる!!!!

次のテストいい点取るから先生許して!!
先生
あれ?今日は人多いなぁ〜
そういわれて廊下のほうを見ると人がたくさん

先生来るの遅かったから他のクラスの方が先に終わるのわかるけどみんな忘れ物借りにきすぎじゃない?
先生
はい、じゃー終わるぞー
ざわざわざわざわ
女生徒
ねぇ?あの子でしょ??
女生徒
そーそー!朔くんは私たちみんなのものなのに!!
女生徒
そー言えば朔くん彼女作らない主義じゃなかったの?
えー、そんな広まってるの? 


そう思いながら盗み聞きに集中していると、、
女生徒
ねぇ、ちょっといい??
と他の子がきて、有無を言わせず連行
そしてただいま空き教室

授業開始まであと10分
女生徒
ほんとに朔と付き合ってんの?
女生徒
どーせあんたの妄想でしょ?!
女生徒
勝手なことして朔のこと困らせないでよね?
てかこのひとたちだれよー??!


古川くんは、俺の名前使って危機回避してって言ってたけどむしろ危機迫ってます
古川くん
あなたこんなとこで何してるのー?
そういって後ろから私のことをすっぽり包み込み肩に顎を置かれてる

いや、この子たちの後ろからついてくる形だったからわたしが1番ドアに近いけど、、(すぐに逃げれる用にも)

神出鬼没か!!
女生徒
え!朔が女子と喋ってる!!!
古川くん
あぁ?
この子たちの真っ青になって怯えた顔から察するにすごく睨みつけてる
女生徒
この子のね、妄想が、学校中に広まってるから朔のために取り消してもらおうと思ってね、!
古川くん
は?そんなこと頼んだ覚えねぇーんだけど?
女生徒
、、、え、
古川くん
広めたの俺だし
えぇぇぇえええー!!!

昨日の放課後でほとんど人いなかったのにこんなに広まってるの変だなぁって思ってたのに!

お主のせいだったのか!!!
古川くん
これみてもわかんないの?
そういって私のブラウザのボタンを1つ外し、髪の毛をどけ、昨日のキスマークをあらわにさせる



うそ、まだくっきり残ってるし!
女生徒
え、私たちの朔は?
女生徒
朔を返して!!
わたし
あのね、さっきから聞いてると、朔のことものみたいにいって!!なんなの?ものじゃないの!意思を持った1人の人間なの!!わかる?返してとか、そんな簡単なものじゃないの!
あ、やば、、、

このこたちにつられて、古川くんのこと朔って呼んじゃった
古川くん
まあ、俺はあなたのもんだから
こいつのゆうことに従って?
キーンコーンカーンコーン

あ、授業、、
女生徒
う、ご、ごめんなさいー!!!
はー、やっといった、、、

疲れた、、、

安心したのかバックハグから伝わる古川くんの体温が心地よかったのかわたしはそのまま意識を手放した

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