フランドール…改めてフランが、テーブルの上にあったペンを指先でくるくると回しながら言った。
魔理沙が話す前に話した。なんとなく、こういう事情を他の人に話されるのは好きじゃない。
なんか想像より重かった、て顔されてる気がする…
(読者の方々に説明:霊夢は人との関わりが少なすぎて、自分が異常だという事に気づいてません。みんなこんなもん、と思っています。)
洋館、と思い浮かべて、皆がすっ…と咲夜を見る。
それで、また皆がすっ…と、レミリアとフランを見た。お嬢様っぽい雰囲気漂わせる姉妹を。
いつのまにか広間から離れて扉の前に居た魔理沙。ドアノブをガチャガチャといわせながら話し出した。
そう言ったフランの手には、確かに金色の『鍵』があった。
フランは鍵を手でくるくるさせながら、大きな扉の前に向かう。そして、鍵を入れ込み、ガチャガチャ回す。
刹那、上空からキラリと光るものが見えた。ただの光源なら良かったが______________それは金属の反射だった。











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。