結論を先に話すと…とんでもなく大きな錘が落ちてきた。よく天井に吊るせたな、というくらいの大きさだった。
ゴーン、と大きな広間に音が響き、その下には潰されたフランが赤を吐き出していて______________。
そんな事を妄想した私は、心のどこかでそれを願っていたのかもしれない。
間一髪で魔理沙に助けられたらしい。それこそお姫様抱っこだったが、魔理沙の目は少しも揺れ動かず、相手を見定める冷たい色をしていた。…ちょっと、腹立つんだけど。
扉いっぱいの錘を見ながら、霊夢は頭を切り替える。起きるのが遅かった故、部屋も間取りも知らないが、そこまで探索部屋は多くないはずだ。
すっかり機嫌の良くなったお嬢様と、その他初心者組は食堂がある(らしき)方へ歩いていく。魔理沙もそれに続き、初心者組が死なないよう罠に警戒しているようだった。常にニヤニヤしてるけど。
その様子を何処か師匠のような目で見ていると、いつのまにか隣にいたパチュリーが耳打ちした。
流石に冗談だった。パチュリーが言いたいのは、霊夢が積極的に動かずに、動きを初心者に任せている事だ。分かってはいるが…
まるで決めつけるような言い方に腹が立つ。
急に魔理沙が間に挟まってきた。素直にびっくりする。
ここにフラン達がいない、ということはもう食堂に行ったのだろう。心臓が僅かに重くなった気がし…
悲鳴が聞こえた。
次回からめっちゃ展開早いです。よければコメント見てください。返信もください。











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。