第6話

6話〜ネイバー接近するらしい〜後
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2022/02/24 00:57
・捏造注意

・キャラはBBFを参考!

・トリオンの自己解釈

・マザー、クラウントリガーについてめっちゃ捏造入ってる

・2/24日修正箇所あり






長い廊下を歩いていると陽太郎が文華に話しかけた。
「ねぇねぇ、文華ちゃん。文乃ちゃんは今日来ないの?」
「あの子は体調を崩しちゃって私が変わりに来たの。一緒に遊べなくてごめんね。」
「いや、良いのだ体調が悪いなら仕方がないのだ。」
そのまま、陽太郎と近くにいた遊真と談笑をし始め。後ろを歩いていた修が迅に喋りかけた。
「あの、迅さん。あの女性は文乃ちゃんの御家族なんですか?」
「いや、違うけど。どうしてそう思ったのかな?」
「顔の作りと、雰囲気で判断しました。」
迅は苦笑いになりながら"結構鋭いな…。"と修の観察眼に感嘆した。
そろそろ目的の部屋に着いたところで忍田が扉から顔を出した。
「迅速かったな。文華も一緒にいたのか。」
「はい。面白そうなことをしていたのでつい。」
「オレも内心びっくりしちゃったよ〜。」
「とにかく入れ。みんな揃っている。」
薄暗い部屋の中で座っている上層部のイツメン()。そして、すぐ近くで作業していた栞がいた。
「遅いぞ。迅」
「元気か。ぽん吉」
「なぜお前が、ここにおる。」
「本題に入るぞ。」
「近々ネイバーによる大規模な侵攻が予想されている。今の我々の情報では心もとない。ので、ネイバーであるお前にこれまで旅して来た情報を渡してもらいたい。」
「ふむ……。そういうことなら俺の相棒に聞いた方が早いな。頼むぞレプリカ。」
遊真が手を胸まで掲げ指輪に話しかけると、小型の炊飯器が現れた(ネタに走った正直すまんと思ってる)
「心得た。」

「初めまして。多目的自律型トリオン兵レプリカ。遊真のお目付け役だ。」

「情報を渡す前に。この国にはネイバーを排除したい輩が多い。ので、ここで遊真の身の安全と権利を保証を約束してもらいたい。」
面と向かって最高司令に約束を取り付けるレプリカを見て文華は感心しながら、口笛を吹いた。
「いいだろう。約束をする。」
数秒間を置いて一言で承諾した。。。。

遊真は何も反応しなかった。
「承った。では今まで有吾と旅をしてきた、11年間の記録だ。」
レプリカがボーダーの地図に足りない部分を補うように。書き足すと、地球の周りに数個だけしか無かった国がさらに広がり。沢山の星が追加され、鬼怒田と根付は驚きの声をあげた。そして忍田は少し嬉しそうに"さすがは有吾さんだ"と言いそれを聞いた文華は"むぅ"と面白くなさげに頬を膨らませた。
「そしてこの軌道から見るにこちらに接近している惑星国家は4つだな_____」
"特殊なトリオン兵に騎乗して戦う騎兵国家レオフォリオ"
"広大で豊かな海を持つ海洋国家レーベリー"
"厳しい地形と気候が敵を阻む雪原の大国キオン"
そして
"ネイバーフッド最大級の軍事国家神の国アフトクラトル"
「他にも決まった軌道を持たない乱星国家も存在するがあげたらキリがないので除外する。」
「以上が有吾との旅で得た各国の国の大まかな情報だ。」
「今回攻めてくるのがどこの国かお前たちは分かるのか」
「ん〜。イルガー使う国ってそうそういないから使うとしたらキオンかアフトクラトルぐらいだと俺は思うね。」
「それでは、その2国の詳細が欲しいのでそのトリオン兵を借り受けたい。」
「ないとは思うが、壊すなよ。」
「あぁ。もちろんだ。」
「終わったら俺がレプリカ先生を届けるよ。」
「私は遊真くんをラウンジまで送り届けてくる。」
「じゃあ、私もご一緒させてもらうね。」
ひとまず話し合いが終わり遊真と修をラウンジまで送り届けようと、忍田が動きそれに着いて行こうと文華も動いた。その四人と宇佐美を休憩をやって部屋をでて行かせると。城戸の後ろの影から、先程出ていったはずの文華がいた。
「我慢の効かない方のお前が耐えるなど明日は槍でも降るんか。」
「私らは国家機密に等しい存在だしマザーには、はち合わないように命令を受けてるからさ。」
「鬼怒田開発室長これは一体どういうことだ。」
レプリカが目に見えて動揺している。。。無理もないさっき出ていったはずの人間が急に現れたのだから。
「ここで話すことは他言無用だ。もちろん空閑遊真も例外ではない。」
「わかった。約束しよう。」
「三輪お前も聞いておけ。」
「はい。」

「これの本体はこの星の核でありマザートリガーなのだ。」
「この星にマザートリガーがあったのか……。ならばクラウントリガーもあるはずだ。」
「それは私たちの事だね。けど他の国のクラウントリガーとは少々異なるんだ。マザーのトリオンで出来た分身体の私達には自我がある。その中にはマザーの意識が入ってる分身がいるのさ。何も言ってなかったけど、さっき出ていったやつがそれなんだ。」
「コイツらマザートリガーの能力で他の国のマザーと交信したりもできるぞ。知性があろうと、なかろうとな。」
「交信にも限度があるけどね。知りたい国の内情がわかってもヒント程度にしか出しちゃダメ。とかね。」
「全て話すと別の国に責められやすくなるし、マザーが自我を持ってなかったら公平じゃないしね。」
「ネイバーフッドでは生贄を必要としているが、この世界のマザートリガーはそれはいらないのだ。地球がトリオンではなく別のエネルギーを使って栄えてしまったからな。」
「まぁ、私らクラウントリガーはマザーと劣っている部分もあるが同等の存在なんだ。簡単に言えばコピーだな。もしもの対策として性格を変えてるし、別個体とバッティングしてしまった時は双子もしくは姉妹で通しているんだ。」
「なるほど……。なぜこれ程重大な秘密を私に話したのか訳を聞かせて欲しい。」
「お前にばかり情報を喋らせるのは不公平だと判断した迄だ。」
「承知した…。約束は必ず守ろう。」
「三輪。大丈夫か。」
「スケールがデカすぎて何が何だか……。少し頭が痛いです。」
「ゆっくり理解していけばいい。分からないことがあれば玉狛か忍田くん、東くん、太刀川、風間辺りに聞くといい。そいつらは全部知っている。」
「了解しました。」
「さて、はじめよう。」






一方、その頃。。。。。

忍田が空閑B級に"昇格しないか?"と提案をしていた。
「しなくていいよ。そんなことしたら、俺が他の奴らに何か言われるし言われても実力で黙らせるけど。城戸司令が俺をボーダーと認めてくれたんだ、ちゃんとルールは守るよ。」
「そうか、私が考え無しだったな。悪かった。」
「いいよ、俺の為にしてくれようとしたんでしょ?」
「あぁ、君の父とは私の先輩に当たって。昔とてもお世話になったからな、その恩返しを君にしたかったんだが。恩着せがましかったな。」
提案は断られたが、必ずB級に上がると信じているのでそれ以上強くは言わなかった。
「それじゃ。私たち会議室に戻るから、ここで解散ね。」
「はい、ありがとうございました。」
話が終わりそのまま空閑と三雲と別れた。
「お前はこの後どうするんだ。もう文華に変わらないのか。」
「えっ?」
「お前が文乃なのはわかっている。」
「さすがですね、忍田くん。」
「何年お前と一緒にいると思ってる。」
「そんなセリフが出てくるなんて、かっこいいですね。」
忍田は普段見せないようなふんわりした微笑みを見せた。
「で、どうなんだ。」
「侵攻の対策は分身体でも出来ますし。分からないことがあれば文華を通して答えますよ。」
「それまでは、太刀川くんで遊んでようと思います。」
「お前はまだ体が万全では無いのだからあまり無理はするなよ。」
「分かりました。忍田くんマイマスター。」






前にも書いたけど、支部とかで1万文字かける奴ってすごいよね。1万文字は無理でも私はせめて2000〜3000文字以上を目標に書いてる(あとがき含めてね)(ずッッッッッる)
話しを変えて次は慶くんと模擬戦もしくは日常編を挟んでアフト戦を書こうかなと思うとります。あとは文乃の過去編とか未定なんすけど思い浮かんだらやろうかな。
あとね。文華さんですが分身体の性格は各々固定で決まってるんだけど。文乃の体が使えない時乗っ取って来ます、自分のトリオンで作った分身体だからね。(何言ってんだこいつ)
文乃と文華にはサイドエフェクトが効かないという話を書きたい(((願望)))
無理やりにでもつめつめしてやるぅぅぅぅう

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