第101話

077.淡くて儚い女の子、黒くて尊い男の子。
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2026/01/21 10:00 更新
side gnmsさん
gnms
gnms
なんでですか?
急いで言葉を返す。
…自分の手に汗が滲んでくる。
この人と話すと、否応なく緊張してしまうのだ。




大きさすら見計れないような巨人と相対させられている
不信感のような感覚。
…焦りと期待が交互に混じって、
苦くて酸っぱい味に変貌していく。




















牧師?
分かってるだろ。








…伝えるつもりだけはあったんですよ、rimrさん。
たった今、その意味が潰えてしまっても。
side rimrさん
srimr
srimr
…サボるか
スマホの通知を見て、軽く呟く。
gnmsさんから送信されたメッセージには
「今日は研究部で先に待っておりますわね!!」
という元気の良い言葉。







gnmsさんがいないと、とことん駄目人間になれてしまう。



srimr
srimr
はぁ…
胸の奥底から気持ち悪さが噴き出していく。











それが、溢れかけた時だった。
…メッセージアプリにメッセージが追加された音がなる。
〈 gnmsですわゾ~!!
gnms
gnms
今日は研究部で先に待っておりますわね!!
7時1分
gnms
gnms
rimさ
8時22分
srimr
srimr
…?
違和感しかないメッセージが画面に表示される。








srimr
srimr
gnms…さん?
唐突に、嫌な予感が吹き荒れる。
もしかしたらふざけていたり、不注意からだったりするのかもしれない。
…希望的観測を並べても並べても並べても、
怖さが付き纏ってくる感覚。







急いでクローゼットを明け放つ。
…極端に種類が少ない洋服たちが並び立てられた
クローゼットから、一着を急いで抜き取る。




服を形だけ着る。












そして、家を飛び出した。
srimr
srimr
俺の前からいなくならないでよ、gnmsさん
side hn
hn
hn
本当に誰も来ない…
gnmsさんが言ってからもう30分も経ってるのに…
……gnmsさん迷子になった??
不謹慎なことを考えて、少しだけ不安になる。








hn
hn
ドアに向かって足を動かす。
どん、どんっ大きな音が響き渡ってきたのだ。





hn
hn
gnmsさんっ!
音を立てた人物に近付こうと、ドアを開けた瞬間だった。
srimr
srimr
gnmsさん!!!
…見事に声が重なる。






音の大きさだけが不釣り合いに。
gnmsさんは淡く儚く、rimrさんは黒く尊く釣り合っていた。









…“ともだち”のために、私が出来ることは?
















hn
hn
どうしたの?
考える前に口が動く。
友達に何が起きたかなんて、まだ分からない。
…ただ、頭にかかった靄だけが薄暗かった。



hn
hn
2人なら、乗り越えられちゃうのかな。
gnmsさんのトラウマは、きっと重すぎるものなんだろう。
rimrさんのトラウマも、重すぎると思う。
…はっきりとは聞いていなくても、気付いてしまう。














hn
hn
gnmsさんに何かあったのなら、私も行く。
…また、考える前に口が動く。
rimrさんに向かって、はっきりとした声が鳴る。















何も分からないまま、失いたくなかった。
主!(いとな)
主!(いとな)
恐らくsrgn編後数話なはず…(
いこな!
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主!(いとな)
主!(いとな)
こちらこのアカウントの主がネタ提供をさせていただいた小説です…!
いろな!
いろな!
凄く面白い作品に仕上がっているので、
是非是非読んでください…!!
いこな!
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それでは!

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