ある朝
翔北〉救命医局〉
さっきから騒いでいる白石と緋山は
今人気のパンケーキの雑誌を見ている。
当直あけで少し時間に余裕が出来たから
見ているらしい。
俺はカルテ整理をしながら
二人の会話を聞いている。
いきなり俺に話を回された。
でも、俺に聞いてくる白石の顔は満面の笑みだ。
…………可愛い。
そのまま時間になり、緋山と白石は帰って行った。
それから数日後……
白石side
今日は耕作は午後からだーなんて
考えながらカンファレンスの準備をする。
そのまま時間になってカンファレンスが終わり、
勤務をこなす。すると早速ホッとラインが!
どうやら現場は混乱してるみたい。
結局患者さんは五人で全員無事に救うことができた
気づけばもうお昼で食堂でご飯を食べていると
ホットラインがなり半分も食べられず現場に向かう
無事、助けられ医局に戻ると藍沢先生がいた。
そう言われて紙袋の中を見ると
この前緋山先生と話してたパンケーキが!
私の分だけじゃなくて、
ちゃんと皆の分も入ってるし。
ガチャ〉
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その後
藍沢宅にて〉
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーEND
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!