第5話

夜明け【降谷】※微🔞かも…?
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2024/07/28 11:22 更新
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あなたの名字あなたの下の名前:一般人。降谷とは付き合ってないけど、そういう関係。彼の正体は知らない。



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ホテルのカーテンの隙間から漏れる朝日の光に、私はいつもの絶望を抱かずにはいられなかった。




ゆっくりと身を起こす。
あなた
もう出るの、?

名前しか知らないその人は、上物のスーツに既に身を包んでいる。
降谷零
今日も仕事ですから


この人が優しいのは夜だけ。



私は彼の、名前しか知らなくて───
降谷零
あなたも早く着た方がいいですよ

少しぞんざいな言葉に自分の体を見下ろす。
あなた
ねえ



希望に満ちているはずの朝の光。

私はその光に、その希望を見いだせないでいる。


あなた
また会えない?


ネクタイをしめて、彼は困ったように笑った。



───そのネクタイ、昨日私の手を縛った……


降谷零
さあ
降谷零
僕は忙しいですから


身支度を終えて部屋を出ていこうとする彼を呼び止める。
あなた
れい、


ああ、引き止めたとしても彼は立ち止まってなんかくれないのに。


彼は───れいはドアノブに手をかける。


降谷零
気が向いたらまた連絡しますよ

彼はいたずらするように笑って、ドアノブにかけた手を離した。


そしてこちらに戻ってくる。


降谷零
また楽しませてくださいね、あなたの下の名前さん


私の名前を呼んで、私の額にキスをした。


昨日の夜のような激しいものではなく───
あなた
……

私が求めるものを与えてくれない、酷い人。


私が黙ったのを見て、れいは今度こそ背を向けて部屋を出ていった。

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