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第1話

01.

頑張って誘ったのに

せっかく一緒に来たのに

わざわざ向かい合って座ったのに













放置って何ですか?( ; ; )











学校の帰り


このまま別れるのが嫌で
どうしても一緒にいたくて

勇気を出して
図書館に誘ってみたけど
わたしは間違ってしまったようだ





静まり返った図書館


会話なんて出来ない




モトキくんは 真剣に本を見てる







目も合わせてくれない








一緒に来てるのに
私なんか存在してないみたい




頬杖ついて
モトキくんを見つめる












わたしはずっと
モトキくんが好きだ






だけど
モトキくんはわたしのことなんて
1mmも興味がない






彼にとって
わたしはただの幼なじみ、だから
















もっきゅーん










小さな声で呟くと




ピクッと反応して
本を読む手を止めた











ギロッと目を向けて
パタンと本をとじて








帰る







それだけ呟いて
そそくさと帰る準備を始めた





やばい



思ったときには
もう遅かった





ささっと読んでいた本を片付け
図書館を後にした












待ってよー!


急いであとを追う









あのあだ名は
言わない約束だよね

モトキくんは笑った







ように見えたけど
目は笑ってなかった







ご、ごめんなさい…














モトキくんはこんな感じで
ツンツンしてるから


いつも
嫌われたかもと思って
不安になる













だけど








おし、到着!






どんなに怒っても
どんなに機嫌が悪くても
わたしが何かやらかしても








ちゃんと
家まで送ってくれる









そして 絶対に
バイバイは言わないで
またなって言ってくれる





玄関で別れても帰らず
わたしが部屋の電気をつけると
くるっと背を向けて帰る










こういう優しさがあるから
わたしはモトキくんが
好きで好きでたまらないのだ