第6話

第六話
166
2019/02/06 01:18
結局、海都が戻ってきたのはそれから3時間後の事だった。
私は、暇すぎて寝ていた。
海都
海都
ふぅ……終わったぞー?
結華
結華
(。-ω-)zzz. . . 
海都
海都
……かわいい。
今、何かしてもバレないかな…?
結華
結華
 (。゚ω゚) ハッ!ごめん、私寝てた…
何してるの?
海都
海都
べ、べべ別に何もしてないよ!?
気持ちよさそうに寝てたから、起こそうか躊躇ってただけだし……
結華
結華
?…なんでそんなに焦ってるの?
……まあ、いいけど。
海都
海都
ていうか、今9時30分だけど、帰らなくてお父さんとかお母さんとか心配しない?
結華
結華
大丈夫。
お母さんもお父さんもいないから。
海都
海都
そうか。
……なんか、ごめん。
前までだったら、絶対癪に障るっていって避けてたけど、今はなぜか「大丈夫。」って言えるようになっていた。
海都
海都
夕飯、食べてく?
結華
結華
いい?
ありがと。
海都と食べるご飯は、暖かくて、優しい味がした。

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