一方その頃、天鬼は奈良少年刑務所と通話をつなぎ、そこの看守長である中林に訓練の結果を話していた。
天鬼と中林が会話していると、突如、部屋の扉が開き、ジュン、ホスト、タノシミが入ってきた。
ジュンとホストに気付いた中林が声をかけた。
天鬼が苛立ったように質問した。
ホストは頭を下げながら言った。
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一方、訓練施設ではリヒト、バーボン、ミナトが光線銃を構えながら自分たちが監禁されていた部屋の中へと入っていった。警戒しながら進んでいく。すると、1人の人物が3人の元へとやってきた。
その人物は、行方不明と伝えられていたナーガ副官だった。
ナーガは礼を言った。
ふと、バーボンが質問した。
ナーガが答えた。
リヒトがつぶやいた。その時、銃声が響き渡った。バーボンが倒れこむ。リヒト、ナーガは目を見開いた。そして、銃を撃った張本人は、ミナトだったのだ。
バーボンが名を呼ぶと、ミナトは突然、リヒトとバーボンを蹴り倒した。ナーガが慌てて大きな銃を構えるが、足で弾き飛ばされてしまった。
ミナトが顔を手で隠し、呪文を唱えた後、なんとミナトの顔が変わっていた。そして服をつかんで飛ばすと、フード付きの黒いマント、黒いズボン、そして頑丈そうなブーツが現れた。あまりの衝撃な光景に、3人は目を見張った。
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看守庁本部施設の指令室で、ホストは天鬼に事情を話していた。
天鬼がはっとする。ホストは説明を続けた。
タノシミの説明に、天鬼は目を見開いた。
タノシミは闇鐘について説明を始めた。
ジュンが声を上げた。
ホストが中林の言葉を引き継ぎながら言った。
天鬼は戸惑いながら言う。ふと、中林が言った。
天鬼が言った後、中林は2人に指示を出した。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。