施設のロビーに集合したジュンとホスト、リヒトとバーボン、ミナトは用意されたコーヒーを飲んで話していた。
ジュンの応援の言葉に、バーボンが張り切ったように答えた。
ふと、ホストはミナトを見て何かを考えていた。
ホストは今までに起こった記憶を張り巡らせていた。
うつむいているホストに気づいたのか、リヒトが質問した。
ホストはごまかしたように言った。ふと、隣に座っているミナトを盗み見る。
ミナトが立ち上がって言った。
リヒトとバーボンも立ち上がった。そして3人が行ってしまうと、タノシミがやってきた。
2人が質問すると、タノシミは話し始めた。
ジュンはホストにささやくように言った。
ホストの言葉に、タノシミは首をかしげた。
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一方、リヒト、バーボン、ミナトの3人は、施設の外にいた。ここが、今回の任務地だ。
通信機から、天鬼の声が聞こえる。
3人は返事をした。
天鬼の指示の後、3人はうなずき合い、換気扇の中へと突入した。
建物内についた3人は、天鬼から受け取った光線銃を構えながら進んだ。
リヒトの言葉にバーボンがうなずくと、3人は走って行った。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。