第14話

Epilogue
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2024/05/29 13:20
天鬼からの呼び出しで、ジュン、ホスト、リヒト、タノシミ、バーボンは指令室に集まった。指令室には天鬼、ナーガの姿があった。天鬼は、座っている椅子から立ち上がって頭を下げた。
天鬼
悪かったな、ジュン、ホスト。
私はお前たちを完全に侮っていたよ。
天鬼からの言葉に、ホストは手を横に振って言った。
ホスト
いえいえ、そんなことはな、もうええんやで。
ホストの関西弁に、リヒト、タノシミ、バーボンは声をそろえてホストに訊いた。
リヒト
なんで関西弁?(同時)
タノシミ
なんで関西弁?(同時)
バーボン
なんで関西弁?(同時)
ジュン
まだまだ若い子には負けませんから!
ジュンは張り切りながら言った。その言葉に、ナーガは「フフッ」と少し微笑んでから言った。
ナーガ
君たち、またここに召集するかもしれないから、よろしく。
そして、少年刑務所での中で、君たちがやってしまった罪を償い、
しっかり反省してから出所して、二度と罪を起こさないように気を付けること!
ナーガの言葉に、5人はうなずいた。
ジュン
じゃあ、
ホスト
出所したら、
リヒト
また
タノシミ
5人で、
バーボン
一緒に会おう!
と、5人は言葉をつなぎ合わせ、右手を重ねた。
5人
俺たち…PRINCESS・SQUAD!
こうして、大きなトラブルを乗り越え、ますます強くなったプリンセスチームは、再会を約束し、これにて解散…かと思われた。しかし、ここから先、さらなる試練が待ち受けていることを、彼らはまだ知らなかった。



~Fin~

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