天鬼からの呼び出しで、ジュン、ホスト、リヒト、タノシミ、バーボンは指令室に集まった。指令室には天鬼、ナーガの姿があった。天鬼は、座っている椅子から立ち上がって頭を下げた。
天鬼からの言葉に、ホストは手を横に振って言った。
ホストの関西弁に、リヒト、タノシミ、バーボンは声をそろえてホストに訊いた。
ジュンは張り切りながら言った。その言葉に、ナーガは「フフッ」と少し微笑んでから言った。
ナーガの言葉に、5人はうなずいた。
と、5人は言葉をつなぎ合わせ、右手を重ねた。
こうして、大きなトラブルを乗り越え、ますます強くなったプリンセスチームは、再会を約束し、これにて解散…かと思われた。しかし、ここから先、さらなる試練が待ち受けていることを、彼らはまだ知らなかった。
~Fin~
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。