第27話

night.25『副総代とユーレイ』
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2024/07/10 21:47 更新
十亀条
十亀条
─────“一周忌”なんだよ。フウリンの子のね。






十亀のその言葉を聞いた途端、脳裏に真っ先に『アイツ』の事を思い浮かべる。























まさか、と考えが行き着いた先を口にしようとした瞬間、ポトスのドアが勢いよく開いた。













梅宮一
梅宮一
よぉ、十亀!!……って、桜も居たのか!
橘ことは
橘ことは
桜!?
!梅宮、ことは……!
柊登馬
柊登馬
おう、桜か。
柊……!!








梅宮は『よし、2人とも入れ!』と笑顔で俺らを招き入れる。
















十亀は驚きの表情で俺と梅宮の顔を交互に見た。









十亀条
十亀条
え!?ちょっとぉ、いいの?桜も入れちゃって…
梅宮一
梅宮一
いーのいーの!別にそんな秘密にすることでもねぇしな!それに…





























梅宮一
梅宮一
───“水無瀬ミナセ”も、桜を好きそうだしな!
橘ことは
橘ことは
ったく、何勝手な事言ってんのよ。
……水無瀬?






“みなせ”という涼し気な響きに、桜の心はホッと一息ついた。








大丈夫だ。アイツじゃない。アイツにはスミレっていう名前が───────────────



























………え、?



































─────アイツスミレの苗字って……??








アイツ……苗字なんて一言も……!?
十亀条
十亀条
……?桜ぁ、どうかしたの?
……いや、…十亀、梅宮。聞きたい事がある。
梅宮一
梅宮一
おう!なんだ!?
十亀条
十亀条
んー?








桜は息を飲んで、乾いた口を開いた。














水無瀬って───『水無瀬 菫ミナセ スミレ』の事か?
梅宮一
梅宮一
!!
十亀条
十亀条
!!





空気がピタリと止まったような、なんとも言えない気まずい雰囲気が流れる。













桜の問いにふっと笑って応える梅宮の表情は、眉の下がった、落ち着いた笑みだった。









梅宮一
梅宮一
うん……やっぱり。桜は知ってるんだな!水無瀬の事。
橘ことは
橘ことは
菫……もしかしたらおばけになって桜にイタズラしてるかも。ね、柊!
柊登馬
柊登馬
そーだなぁ……アイツ、イタズラ好きだったしなぁ。
十亀条
十亀条
ふふ……確かにねぇ。…ホント、笑顔が可愛かったんだよぉ。
……そうか。











やっぱ、俺がフウリンに来る前に何かあったんだろう。

















俺以外のポトスにいるヤツらが、皆懐かしそうに微笑んでいたからだ。











その様子に無言で周りを伺っていた桜に、梅宮は肩を叩いた。







































梅宮一
梅宮一
…まっ!ここまで言われたら気になる他ねぇよな!!教えてやるよ、水無瀬の……いや、








































































梅宮一
梅宮一
──防風鈴副総代・・・・水無瀬菫の事を、なっ


!!(アイツが副総代……!?!?)





【今夜の質問コーナー🌙🌙】





Q.知らない異性に連絡先を聞かれたら?








スミレ
スミレ
……今日梶くん屋上いるかな〜♪
梶
……超ガン無視してる……つよ…

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