第3話

編入初日
998
2023/02/27 12:19
???
編入手続きよし…制服よし…
???
校則よし…コクピットレキュレーションよし…
(なまえ)
あなた
『あなたのガンダムの名前』の調節よし
青髪で赤い目をした女の子。彼女の名前はあなた・あなたの偽名苗字。あのあなた・あなたの苗字本人である。
アナウンス及び機械音
スロット73区アスティカシア学園到着5分前です
アナウンス及び機械音
本船はこれより入校起動体制に移行します
(なまえ)
あなた
あれが…アスティカシア学園…
しかしあなたはここであるものを見る。一つの機体が向こうで浮いている人を救助するため飛んでいたのだ。
(なまえ)
あなた
もしかして…あれって…
(なまえ)
あなた
ガンダム?
(なまえ)
あなた
あなたのガンダムの名前!見た!?
彼女の扱う『エトワール』は『エアリアル』と機体は似ているが少し違うのだ。エトワールはしっかりとした宇宙で使う戦闘機。特化型なのである。
(なまえ)
あなた
あれ絶対ガンダムだよ!
あなたは昔ッからのガンダム好き。あなたが所持している『あなたのガンダムの名前』もガンダムである。学園に着き歩いていると一人の女の子にぶつかった。
(なまえ)
あなた
わっ!
??
ごっごごっごめんっなさっ
(なまえ)
あなた
いえ
綺麗な赤髪に青い瞳…すごく可愛らしい感じの女の子がそこにいた。でもなぜ彼女はこんなに目を泳がせているのだろうか…
(なまえ)
あなた
僕はあなた・あなたの偽名苗字
(なまえ)
あなた
君の名前を知りたいな
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
えっとっあっすっすっ
(なまえ)
あなた
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリーって…いいっますっ!
(なまえ)
あなた
スレッタ…マーキュリー…
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
あっあのっ…
なんだろう…この子が着けているヘアバンド…どこかで見たような気がしてならないのだ。気のせいだと頭を振りスレッタに手を差し出す
(なまえ)
あなた
よろしくねスレッタさん
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
よっよよっよろっ
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
よろしくっおねがいっしますっ!
(なまえ)
あなた
そんなに頭下げなくても笑
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
えっと…
(なまえ)
あなた
ん?なに?
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
男の…子…?
(なまえ)
あなた
は?
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
ごごっごめんなさいっ!
まさか男の子と思われたあなた。素で「は?」と出てしまったためスレッタはビクッと怯えた。スレッタは身体を縮めながらあなたを見る。
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
僕って…言ってたし…そのっ…
(なまえ)
あなた
男の子に見えた?
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
はっはいっ!
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
気を…悪く…してしまったなら…
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
ごめんなさい…
(なまえ)
あなた
別に構わないよ
(なまえ)
あなた
それよりどこに行けばいいかわかる?
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
いいいっいえっ!
(なまえ)
あなた
どうしたものか…
??
あなた・あなたの偽名苗字さんとスレッタ・マーキュリーさん?
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
はっはいっ!
(なまえ)
あなた
はいあなた・あなたの偽名苗字です
??
実習見学なんだよね?
ニカ・ナナウラ
ニカ・ナナウラ
メカニック科2年のニカ・ナナウラです
ニカ・ナナウラと名乗る少女はどこか大人びていて。でも少し可愛らしさが残っている。二年ということは彼女たちと同級生だろう。彼女はメカニック科なのだそう。
ニカ・ナナウラ
ニカ・ナナウラ
わかんないことがあったら聞いてね?
(なまえ)
あなた
よろしくお願いしますニカさん
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
よっよろろろろ
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
〜!!
スレッタは緊張しているのかおかしい言葉になっている。相当コミュ障なのだろうか。ニカはそんなスレッタを見て目を丸くしている。
ニカ・ナナウラ
ニカ・ナナウラ
緊張してる?
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
がっ学校…来たの…初めてっだから…
ニカ・ナナウラ
ニカ・ナナウラ
初めて?
生徒1
ねぇ水星から来たって本当?
(なまえ)
あなた
はい
生徒2
人住んでたんだ
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
えっと…
ニカを突き飛ばして出てきたのは三人の女の子。スレッタはなにを思ったか急に出てきた女3人組の生徒の前で正座で座る。3人はスレッタを見下ろしながら言葉を続ける。
生徒3
専科は?
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
パイロット科…です…
(なまえ)
あなた
同じく僕もパイロット科です
生徒2
エリートじゃん!
生徒3
なんで編入してきたの?
(なまえ)
あなた
それは機体を正確に動かせるようにするためです
生徒2
へー!君は?
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
お母さん…が…行きなさいって…言うから…っ
生徒2
お母さん?
生徒1
じゃあその古そうなヘアバンドもお母さんが言うから付けてるの?
二人
ふふっ
生徒3
やめなよ〜
(なまえ)
あなた
ちょっと貴方方…!!
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
もちろんです!!
(なまえ)
あなた
え?
生徒2
まじ?
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
あなたは三人からスレッタを庇おうと前に出たがスレッタの回答に4人とも拍子抜けした顔をする。怖いもの知らずというか抜けているというか…変わった子だ。
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
あっ!
(なまえ)
あなた
スレッタ?
先生
ミオリネ・レンブラン事情は聞いている
先生
すぐ授業に参加するように
ミオリネ・レンブラン
ミオリネ・レンブラン
はい
スレッタの視線の先には綺麗な銀髪をした女の子。ミオリネ・レンブランというそうだ。レンブランって確か…いやここで言うのはよそう
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
せっせっ責任…
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
責任っ取りますっ!!
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
脱出っ手伝いますっ!
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
どどどどどうすればいいですか!?
ミオリネ・レンブラン
ミオリネ・レンブラン
あー!あの時の邪魔女!!
(なまえ)
あなた
お知り合い?
ミオリネ・レンブラン
ミオリネ・レンブラン
違う!!
生徒1
責任?
生徒2
どういうこと?
ミオリネ・レンブラン
ミオリネ・レンブラン
馬鹿なのこんなところで
フェルシー・ロロ
フェルシー・ロロ
責任取ってもらったらいいじゃないですか〜
フェルシー・ロロ
フェルシー・ロロ
逃げたいんですよね?地球に
先生
授業中だぞ私語は慎め
ミオリネをバカにしているのはファルシー・ロロ。彼女もパイロット科である。
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
地球?
(なまえ)
あなた
なぜ地球へ?
聞こうとした途端教場のアラートがなる。宙に文字が浮かんだと思ったらバトルが始まる。すると男の人の声がする。
シャディク・ゼネリ
シャディク・ゼネリ
実習中失礼する
シャディク・ゼネリ
シャディク・ゼネリ
これは決闘委員会が承認した正式な決闘である
シャディク・ゼネリ
シャディク・ゼネリ
立会人はこのシャディク・ゼネリが務める
シャディク・ゼネリ
シャディク・ゼネリ
各自手出無用に願いたい
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
決闘?
(なまえ)
あなた
すごい!決闘なんてあるんだ!!
ペトラ・イッタ
ペトラ・イッタ
グエルせんぱ〜い!
フェルシー・ロロ
フェルシー・ロロ
やっちゃえ!!
一方的に押している赤い機体がペトラ・イッタがいうグエルというやつの機体なのだろう。見てこの決闘勝負は着いている。
(なまえ)
あなた
スレッタ!
(なまえ)
あなた
なにしてんの!?こっち!!
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
わっ!
ミオリネ・レンブラン
ミオリネ・レンブラン
巻き込まれたいの!?
ぼーとしていたスレッタをあなたが手を掴み走ると同じく走ってきたミオリネに手を取られ走る。
ミオリネ・レンブラン
ミオリネ・レンブラン
走って!!
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
きゃっ!!
(なまえ)
あなた
っ!!
完全に勝負あり。そこには倒れている機体とそれを見下ろす赤い機体が立っていた。
??
見たか!ミオリネ!
グエル・ジェターク
グエル・ジェターク
このグエル・ジェダークの決闘を!
グエル・ジェターク
グエル・ジェターク
俺はお前もお前の会社も全部手に入れてみせるぞ
ラウダ・ジェターク
ラウダ・ジェターク
"授業中だよ兄さん"
ラウダ・ジェターク
ラウダ・ジェターク
"早く撤収しよう"
グエル・ジェターク
グエル・ジェターク
こいつは俺を笑ったんだ
グエル・ジェターク
グエル・ジェターク
花嫁に逃げられた男だとな
赤い機体から出てきたのは白い服を纏ったピンク髪の男。彼の名はグエル・ジェダーク。ジェダーク家の長男で次男のラウダ・ジェダークもいる。
ミオリネ・レンブラン
ミオリネ・レンブラン
最っ低
グエル・ジェターク
グエル・ジェターク
待てよミオリネ
グエル・ジェターク
グエル・ジェターク
負けたら虫の言葉で謝るルールだ
グエル・ジェターク
グエル・ジェターク
こいつの謝罪を見ていけよ〜
グエル・ジェターク
グエル・ジェターク
あはははっ!!
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
あなたさん…
(なまえ)
あなた
追いかけるんでしょ?
スレッタ・マーキュリー
スレッタ・マーキュリー
はっはいっ!!
(なまえ)
あなた
行こスレッタ
彼女を見ていると何故か手を差し伸べたくなる。スレッタも気になるようだし彼女を追いかけよう。

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