第28話

第二十五話
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2026/03/28 07:44 更新
この日。

お母さんは朝から泣いていた。

何故泣いていたのかは、分からないけど…。

今まで見たなかで一番泣いていた記憶はある。
naの母
うぁぁ泣
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
おかあさん、?
naの母
のあ…ツ泣
naの母
ごめんねぇ…泣
naの母
お母さんがこんなんでほんとにごめんねツツ泣泣
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
お母さん…
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
大丈夫?
何故かは分からないけど…私に対してずっと謝っていた。


だから、問いかけて見た。
naの母
ほんとにごめんなさいツツ泣泣
naの母
うぅツ泣泣
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
何も答えてくれなくて、ただ泣きじゃくっていた。

そんなお母さんを目の当たりにして私は、

見てることしかできなかった。

どうすれば泣き止んでくれるのか…?

どれだけ考えてもまったく解決方法を思い付くことができなかった。

そんな時だった。
てぃーちゃー
のあちゃん~!!
てぃーちゃー
居ますか~?
naの母
お迎えに参りましたっ!!
幼稚園のバスの迎いがきたみたいだった。

元気一杯の甲高い担任の声が玄関の方から聞こえてきた。

行かなきゃ。

そう思い、泣いているお母さんの事は優先しなかった。

na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
お母さんツ…
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
ごめんね…?
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
ようちえん、いくね、…
naの母
のあツ…泣
naの母
ごめん…泣
naの母
ごめんねッツツ泣
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
大丈夫だよ、ニコッ
naの母
ツツ…!!泣のあツツ泣
初めての作り笑いは上手くできなかった。

それでも、人の為に私は“作り笑い”と言うものを覚えた。

その作り笑いはお母さんにどう見えたのだろうか…?

下手くその笑みと思われたか、心の支えになる笑み。

真相は謎だけど、心の支えになる笑みだったら…

嬉しいって今でも思う。
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
行ってきます、…
naの母
のあ…ツごめんなさいツツ泣泣
私が出ていこうとしても、お母さんは泣きっきりで、謝ってばっかだった。

それに対し、心配しながらも、私は思い足取りで玄関に向かった。

てぃーちゃー
あ、のあちゃんおはよ~ニコッ
先生の甲高く、明るい声を聞いたら不安だった気持ちが少し薄くなった。
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
おはようございます、!
てぃーちゃー
あれ?お母さんは?
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
お母さんは…体調が悪いみたいで、ツ…
てぃーちゃー
そうなんだ…心配だね…
てぃーちゃー
でも、大丈夫!!!
てぃーちゃー
お母さんの体調はのあちゃんが心配した分だけ治るからっ!!
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
ほんと…?
てぃーちゃー
もちろんっ、!!
先生は、先生なりに私を励ましてくれた。

嘘をついてまでね。

幼かった頃の私は本気で信じて、この時からずっと心配していた。

藁にも縋る思いだったから。
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
じゃあ沢山心配する!
てぃーちゃー
そっか、じゃあ幼稚園行こっか!!
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
うん、
そう言われ、バスに乗った。








バスに、乗ると誰かが一番最初に私に対して元気良く挨拶をした。
ya ( 幼い頃 )
ya ( 幼い頃 )
のあっ!
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
あ、ゆあんくんっ!
ya ( 幼い頃 )
ya ( 幼い頃 )
おはよ~
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
おはよっ!ニコッ
彼はゆあんくん。

私の家の隣に住んでる男の子。

私の幼馴染み。

生まれた時からずっといっしょだった。

毎日、元気良く挨拶をしてくれた。

それが嬉しくて何時も、

私も元気に返していたのを覚えている。

ya ( 幼い頃 )
ya ( 幼い頃 )
きょうね~~ー~ー~ー
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
~ー~ーー~ー!
ya ( 幼い頃 )
ya ( 幼い頃 )
~ー~ー~!
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
~ー~ー~ー笑笑



確か…。


正午になるちょっと前のことだった。
ya ( 幼い頃 )
ya ( 幼い頃 )
のあっ!一緒にやろっ?
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
もちろんっ!いいよっ!!
何時もどおり、ゆあんくんと一緒に話していた時だった。

バンッツ_。

そんな音が教室に響いた。

その音がなった方向を、見てみると…
てぃーちゃー
先生が焦っていて、走ってきたのであろう。

髪と服が乱れていた。

教室を見渡して、誰か、何か探しているようだった。

どうしたんだろう…?

そう思っていると…
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
パチッ|目合
てぃーちゃー
パチッ|目合
先生と目が合った。

そしたら先生は、私の方目掛けて走ってきた。

そして、私の目線に合わせて屈んだ。

呼吸が乱れていた。

そんな様子にビックリして、私は硬直状態だった。
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
せんせ、い…?
てぃーちゃー
ちょっと、のあちゃんこっち来てツ、くれる?
先生は私の目を見つめていた。

真剣だけど、怖がらせないように優しく言った。


だから、硬直状態だったのが、少し和らいだ。
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
うん、先生、大丈夫…?
てぃーちゃー
先生は大丈夫だよ!
てぃーちゃー
じゃあ、行こっか…?
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
うん、
そう、返事をして先生に教室の外に連れ出された。

教室の扉をちゃんと閉めたのを確認したら、

また先生は、私の目線に合わせて屈んだ。

深く深呼吸を一回してから、私の目を見た。
naの母
のあちゃん…。
naの母
落ち着いて聞いてね…?
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
うん…。
naの母
実は…_________。
na ( 幼い頃 )
na ( 幼い頃 )
え…。
衝撃的だった。

衝撃が強すぎて、油断したら涙か溢れそうだった。

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