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2021/07/30

第16話

重岡大毅
ジャスミン
ジャスミン
久しぶりー!

年末、東京駅まで迎えにきてくれたジャスミン。



新しいお家は、セキュリティー万全の高級マンション。

あなた
なんか、すごいマンションだね…
ジャスミン
ジャスミン
あんなことがあってな、
親が心配してしもて。
あなた
そっか!でもここなら安心だね!
ジャスミン
ジャスミン
ちょっと狭くなってん。
あなた
いや、充分広いよ…
ジャスミン
ジャスミン
ほな、買い出しにでも行こか!
あなた
うん!
食べ物や飲み物をたっくさん買って、部屋に戻った。
あなた
あっ!そうだ!ねぇねぇ見て見て!
ジャスミン
ジャスミン
なに?
あなた
このマフラーね、クリスマスに大毅が送ってきてくれたんだ!
ジャスミン
ジャスミン
えっ!?ほんま!?
嬉しそうやなぁ〜似合ってんで!
あなた
うふふ、嬉しい…で、見てこれ。

メッセージカードを見せる。

ジャスミン
ジャスミン
これだけ?
あなた
うん…
ジャスミン
ジャスミン
だって、あれからなんも連絡ないんやんな?
あなた
うん…
ジャスミン
ジャスミン
で、これ?
あなた
うん…
ジャスミン
ジャスミン
ありえへんわ…あなたはなんか返事したん?
あなた
受けとりました、ありがとうって。
ジャスミン
ジャスミン
へっ?それだけ?
あなた
だって、元気?とか、何してんの?とか入れたら返事待っちゃうし、返事来たとしても、じゃ、あれは?とかこれは?とか聞いちゃうでしょ?
ジャスミン
ジャスミン
ええやん。普通のカップルはそやで。
あなた
うちは普通じゃないからな〜。
ジャスミン
ジャスミン
まぁ…そやなぁ…
あなた
プレゼントなんか届くと思わなかったからビックリだよ!私もなんかあげたいな…いつももらってばっかなんだよね〜
ジャスミン
ジャスミン
誕生日とかあげた事ないん?
あなた
うん!ない!!
ジャスミン
ジャスミン
ほんま!?うそやろ!?
あなた
ほんと…全然ない…あはは…

何をあげたらいんだろう…



大毅が喜ぶもの…


 
大毅が好きなもの…



ニラ…



しか思い浮かばない…



ニラか…



それから、2人でおつまみを作って、



テレビを見ながら飲んで食べて。



気付いたら大毅の出る、



毎年恒例のカウコンが始まった。



そこにはとびきりスマイルの大毅の姿。

あなた
わわわわわ!!!嘘!?
ジャスミン
ジャスミン
シゲ…やるなぁ笑

首元には赤いマフラーが。



送ってきたものと同じものだ。



お揃いだったの!?



驚きと嬉しさで、パニックになっていると、



大毅は赤いマフラーを握りしめ、

大毅
大毅
大好きやぁぁぁー!!!

と叫んだ。
あなた
………
ジャスミン
ジャスミン
アハハハハ!ほんまやるなぁ!
あなた
あほだいき…

もうカウントダウンどころではなく…



いろいろ込み上げてきて、



胸がいっぱいになって、



お酒を水みたいにガブガブ飲んじゃって、



泣きまくる始末…
ジャスミン
ジャスミン
あなた、よかったなぁ。

ジャスミンの言葉で、



涙がまた滝のように出て。

あなた
うん…なんかさ、
大毅に会いたくなっちゃった…

マフラーをギュッと抱きしめる。



こんなに好きなのに…



こんなに近くにいるのに…



どうして会えないの?



神様、大毅に会わせてください…



夢の中だけでもいいから…



すると遠くの方から、



“あなたー”



私を呼ぶ声がする…



大毅の声だ…



ここは夢の中?



そっか…



私、あのまま寝ちゃったんだ…



神様、ありがとうございます。



“あなたー!おーい!”



だいきぃ…どこにいるの…?



あいたいよぉ…どこ?



うぅ…うわぁーん…



“おい!怖い夢でもみてるんか!”



みてないよぉ…



怖い夢なんか、みてない…



えっ!?



ガバッと起きる!

大毅
大毅
おはよう!なんか夢見てたん?

大毅!?

大毅
大毅
朝やで?
あなた
なんで!?なんでいるの!?
ジャスミン
ジャスミン
あんな、あなたには秘密にしててんけど、このマンション、大毅も住んでんねん。
あなた
うそ!!どうゆう事!?!?!?
ジャスミン
ジャスミン
引っ越し先どしよってなって、あなたのママ経由で、大毅のお母さんに大毅の住所聞いてもらってん。
でな、調べたらたまたまこの部屋が空いてててん。
あなた
て事は、ジャスミンが大毅と同じマンションに住んでるって、うちのママも知ってるってこと?
ジャスミン
ジャスミン
知ってるで。ちゃんと連絡しといたからな。
大毅
大毅
俺のおかんもしってるで。

いつの間に…



通りでママが、年末なのにすんなり送り出してくれたわけだ。

あなた
てか大毅!!
大毅
大毅
なに?
あなた
クリスマスのカード、
もうちょっとなんか書いてよね!
大毅
大毅
えっ!?ええやろ、別に。お前こそ、受けとりました、ありがとうって、もっとなんかあるやろ!
あなた
ない!
大毅
大毅
あるやろ!かわいかった〜とか、大切にするね〜とかやな!
ジャスミン
ジャスミン
はいはい。また喧嘩?年明けに?
あなた
そうだった…
ジャスミン
ジャスミン
ほら!せっかくなんだから、2人で大毅の家行きな!
あなた
えっ!?
ジャスミン
ジャスミン
久しぶりに会えたんやから、2人でゆっくりしい。
あなた
ジャスミン…
ジャスミン
ジャスミン
ん?
あなた
だいすきぃぃぃー!!!
ジャスミン
ジャスミン
よしよし。

ジャスミンに抱きつく。



横で、微笑む大毅。



私は幸せ者だ。

大毅
大毅
じゃ、行こか!
ジャス、夜ご飯一緒に食べよな!
ジャスミン
ジャスミン
いや、今日は夕方親が来んねん。
あっ、あなた、この部屋な、私が住むんとちゃうから。
あなた
えっ!?
ジャスミン
ジャスミン
親が住むねん。私が住んだらそれこそ大スキャンダルやろ?ここはうちの親が東京に出張で来る時使うんやって。あっ、それと、はいこれ。

昨日たくさん買い込んだ食料を渡される。

ジャスミン
ジャスミン
これで、買い物も行かんで大丈夫や!
仲良くな。
大毅
大毅
ジャス、ほんまサンキューな!
ジャスミン
ジャスミン
シゲにはおっきな仮があるからなぁ。ほら、早よ行き行き!

ジャスミンの家を追い出される…



てかさ…



パジャマなんですけどー!!!

あなた
ちょっと大毅!早く部屋行こーよ!
大毅
大毅
おま…焦るなってぇ。
あなた
はっ?何考えてんの!?ほら見て!パジャマなの!こんな格好で誰かに見られたらどーすんの!?
大毅
大毅
ほんまや!何してんねん!ほらこれ着とき!

急いで上着を脱いで私の肩にかけた。

 

あったかい…

大毅
大毅
ほな行こか!

エレベーターに乗る。



上に上がるにつれ、緊張してきた…



どしよ…

大毅
大毅
緊張してるやろ。
あなた
してません!!
大毅
大毅
ふーん。

大毅がドアを開けてくれる。
あなた
おじゃましまーす…
大毅
大毅
どーぞ。

ゴロゴロはひとまず玄関に置いて、



靴を脱いで部屋の中へ。



薄暗い廊下を歩いていると、



後ろから勢いよく抱きしめられる。

大毅
大毅
あかん…我慢できひん!

苦しくなるほどギューっとされる。

大毅
大毅
連絡せんと、ごめんやで。

もうその一言で充分で。



まわされた大毅の手を握って頷いた。
大毅
大毅
許してくれるか?

と聞かれると、
あなた
………許さん。

と答えたくなるわけで。
大毅
大毅
へっ!?
あなた
そんな簡単に許されると思うな!
バカ大毅!!

大毅の手を振り払い、



くるっと向いて、大毅をガッチリ抱きしめる。

あなた
今度ほったらかしたら、もう知らない!!どっか行く!!
大毅
大毅
どこ行くん??
あなた
もう…あれだよ!
大毅が来れないようなすっごく遠いとこ!
大毅
大毅
ほんま?
あなた
うん!ほんま!!
大毅
大毅
俺泣くで?
あなた
泣け泣け!
大毅
大毅
ほんまに泣くで!
あなた
………
大毅
大毅
あかん…許して。

私は何も言わず大毅を力一杯抱きしめた。



すると大毅は嬉しそうに、

大毅
大毅
もうお前…こんな俺ん事が好きやったらどこにも行かれへんやん。よしよし。

本当、その通りだ…



ここから離れるなんて無理だ…

あなた
うん、無理、大好き、離れない、離れられない、もう、金魚の糞みたく、ずっとくっつく。知らないよ、離れてって言っても、離れてやんないから。
大毅
大毅
こっわ!!離れて!!
あなた
やだ、離れない、離れられない…

逃げる大毅を追いかける。



久しぶりに見た大毅の笑顔。



大毅、本当に本当に、大好きだよ!!