クロロを責めてしまった日の翌日
その日は一人で任務を行っていた
否、一人で行く事にさせてもらった。
そこには崖があった。
私は昨日からいろいろ考えた。
シャルならあの時、クロロを責めようとした時、
どう行動してたのかな、とか。
シャルならきっと笑って許してくれるだろうとは思うけど、
このまま会いに行ったらなんていわれるかな、とか。
私の頭はいつから、シャルのことだけで、
埋め尽くされるようになったんだろう。
昨日考えた通り、死ぬしかないのかな。
大体、私の能力もシャルがいてこそだったりするし。
きっとこのまま旅団にいても足手纏いになるだけなんじゃないかな。
よし。死んでしまおう。
最期くらい、シャルと笑っていたかったなぁ。
ポツッ。ポツッ。
あれぇ、?なんで泣いてんだろ、私。
泣いていい立場の人間じゃないのにな。
泣きたいのはみんなのほうだよねぇ。
腹立ってきたなぁ。こんな自分に、。
大好きな人の最期も見届けられず、
自分勝手に泣きじゃくって、
あー。もう。こんな自分ともおさらばだ。
私がどうなったっていいから、シャルだけは救いたかったなあ。
神様。なぜ彼を持ち去ってしまったの?
私が代わりになることはできなかったの?
シャル、お願い。お願いだよ。戻ってきてよ。
パタッ(崖から落ちる音












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。