📞プルルルルーープルルルルーー
こんな時間に電話なんてめずらしいなぁ
AM 1:30
『はーい!三毛島です』
「俺」
『え、だれ?』
「俺だって」
『もしかして...オレオレ詐欺!?』
「ちゃうわ風雅やわw」
『ああ、ふぅさんかw』
『どしたん?こんな時間に』
風雅「なんか...寝れんくて」
『ふふ笑』
風雅「笑うなや。はぁ...だからあなたのは電話したくなかったのに」
『悲しっ!そんなこと言わんでやぁ!』
風雅「冗談やw冗談w」
『なんやねんw』
「『...』」
『...で、なんか話あったんやろ?』
風雅「電話越しなのになんでわかるん笑」
『なんかそうゆう顔してた』
風雅「絶対見えへんやんw」
『せやけどw わかるんよね、なんとなく』
風雅「あなたには隠し事できへんな笑」
風雅「実はな...」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!