変わらない風景
緩い夕立 灰の歌
読む歌詞
ノートの先
白紙の人生に
一つだけ言葉が咲いてる
何かが足りない僕を歌っている
転ばない様に距離を置いた
天気雨と春雨は似ている
嗚呼 尖った音 衝動走る
伝う汗はもう気にしない
変わらないならもう
全部が無駄だ
愛を零した口を殴った
今も嫌になるほど
君が咲いている
ただ ただ空を見上げても
視界は今日も滲んだまま
遠く濁った末に花惑う
夏と見紛う様に
僕をただ見失う様に
忘れない様に
君が主役のプロットを書く
手が動くまま
インクが切れる前に
歌詞を書いてしまえるだろうか
覚えもないけど
あの頃ずっと頭で擦った
言葉も時が経つほど
夕空になっていく
ただ ただ君を見上げても
世界は今日も滲んだまま
そっと仰いだ隙に君泳ぐ
僕の目はまた一つ
人生はまるで空模様なんだ
そんな事疾うに分かってたんだ
アイラ 君なんだよ
君だけが僕の天気雨だ
僕の人生は一年
人生の花は君だけだから
ただ ただ目蓋の裏側
映す君は鮮明のまま
遠く濁った末に君が咲く
雨と見紛う程に
ただ僕を嘲笑う様に













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。