「 な、んですか? 」
「 急に…いなくなってごめん、」
「 何回も止めてくれたのに聞かずに1人で逃げちゃってごめん、」
湊さんの目がみるみる潤っていく。
「 実は、さ、」
「 俺、こないだシンの大学にいったんだ、」
「 は? 」
いや、いやいや、まって、まってくれ。
「 いま、な、なんて、? 」
「 っ、だから、シンの大学に行ったんだよ… 」
もしかして、俺の大学で…その、俺より完璧な人と、出会、ったのか、?
だから、だから…大学には来てほしくなかった、行ってほしくなかったんだよ、
「 シン…多分だけどお前の考えは間違ってるよ、」
「 シンより完璧な人なんていないし、好きな人なんて、できてない。」
「 へ、じ、ゃ、じゃあ…なんで、 」
「 偶然、シンが告白されてるの見ちゃったんだよ 」
なるほど、
どうせ、この人のことだからお前の隣は女の子の方がお似合いだなんて言い出すんだろう。
「 …なんか、お似合いだった。」
「 っ…、お似合いって、いうか…赤い糸みたいな、っ、」
「 見えちゃってっ、」
そんなのが、あるわけない。
あったとしても俺が湊さん以外とつながってるわけがない。
「 おれ、し、んが、幸せならって、」
「 おれなんか、いらないっておもって、」
湊さんのことをいらない、?
そんなわけ、ないだろ、
それに湊さんがいない人生に楽しいという感情はあるのか?
否、あるわけがない。
とかそんなこと考えてるうちに湊さんの呼吸が荒くなってきた。
なんかこっちまでパニクってしまうが、ここは冷静に
「 …ちょっと、落ち着いて。」
冷静に、
「 俺が?湊さんをいらない?そんなわけないでしょ。 」
「 で、も…、っ、」
冷静に今思ってることを、
「 大丈夫です。俺は、湊さんじゃない人と赤い糸が結ばれていてもずっと湊さんから離れません。」
目を見て、伝える。
「 てか赤い糸って外すことできないんですか? 」
「 わか、んな、っ 」
「 なら、もうずっとそのまま分からないままでいいんですよ。」
「 無理にそんなことを知ろうとしないで。」
「 まあ俺的には外せるとおもってます。」
だって、俺が湊さんではない他の誰かと赤い糸が結ばれているわけがないから。
だから、大丈夫。
「 大丈夫だよ、湊さん。」
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なんかプリ小説バグってて開けなかったです😭
お待たせしました!いや、待ってる方はいなかったでしょうか、、、🥲💔
今回はとても下手です!
もう、初めて書いた小説と言っていいものなのか分からない小説よりも下手くそです!!!
でも見てくださったらうれしいです!🤩💖
それではまたあいましょう🙌🏻🤍
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。