朝起きると真っ先に、ベットの足元に置かれたたくさんのプレゼントが目に入った。
ジェーミ)…!。見てよ、これ!ポッターが使ってるのと同じヤツ!ファイアボルトだ!
ジェーミはベットの上でぴょんぴょんと飛び跳ねた。
あなたの下の名前のプレゼントはお母さんからは綺麗なスカーフ。お父さんからは休暇中に渡すはずだったお金と魔法道具の本10巻セットだった。他にも、カエルチョコレートを1ダース分、ウィーズリーおばさん作の手編みセーターがあった。
あなたの下の名前はウィーズリーおばさんのセーターを着て、談話室へ降りた。
ロン)メリ―クリスマス、あなたの下の名前
あなたの下の名前)メリークリスマス、ロン、ハリー
ロン)君も届いたんだね、ママのセーター
あなたの下の名前)ええ、白色よ。サイズも去年より大きくなってる
フレッド)おい、見ろよ―――ハリーもウィーズリー家のセーターを持ってるぜ!
フレッドとジョージも青いセーターを着ていた。片方には黄色の大きな文字でフレッドのFが、もう一つにはジョージのGがついていた。ロンはいつもの栗色、ハリーはエメラルドグリーンのセーターだった。
フレッド)でもやっぱりハリーとあなたの下の名前の方が上等だな
ロン)ママは身内じゃないとますます力が入るんだよ
ジョージ)ロン、どうして着ないんだい?着ろよ。とっても温かいじゃないか
ジョージがせかした。
ロン)僕、栗色は嫌いなんだ
気乗りしない様子でセーターを頭からかぶりながらロンがわめくように言った。
ジョージ)イニシャルがついてないな
ジョージが気付いた。
フレッド)ママはお前なら自分の名前を忘れないと思ったんだろう。でも僕たちだって馬鹿じゃないさーーー自分の名前ぐらい覚えているよ。グレッドとフォージさ
パーシー)この騒ぎはなんだい?
パーシー・ウィーズリーがたしなめるような顔でドアから覗いた。
プレゼントを空ける途中だったらしく、腕にはセーターを抱えていた。フレッドが目ざとく気づいた。
フレッド)監督生のP!パーシー、着ろよ。僕たち起きてるし、ハリーのもあるんだ
パーシー)僕……いやだ…着たくない
パーシーの眼鏡がずれるのも構わず、双子が無理やり頭からセーターをかぶせたので、パーシーはセーターの中でモゴモゴいった。
ジョージ)いいかい、君はいつも監督生たちと一緒にテーブルを囲むんだろうけど、今日だけはダメだぞ。クリスマスは家族が一緒になって祝うものだろ
双子はパーシーの腕をセーターで押さえつけるようにして、ジタバタするパーシーを一緒に連れて行った。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。