それから、帰り道でも本の話は絶えなかった
「新田くんはどのキャラクターが好きなの?」
「僕はベルの幼馴染のリズかな」
「そうなの?なんか意外…」
「そうかな?」
「新田くんと反対な子だなって思ったから…ほら、リズって正しいと思ったことはズバズバ言うタイプじゃん?あっ、新田くんはそこまで言うタイプじゃないなと思って!別に変な意味じゃないから!」
「なるほど…て言うかめっちゃ安積さんワタワタしてる落ち着いて‼」
「う、うん! あっ、そこが家だから!もう大丈夫だよ!」
「そっか、じゃあ大丈夫か‼安積さん、また明日ね!」
「うん!今日は楽しかった‼ありがとう!」にこっ
ドキッ
(ドキッ?何だろ?まぁいいか…)
僕は少し不思議な気持ちで気持ちで家路についた












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。