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第11話

謎解き その3
君が隠すために落としたポエムには、
『迎えに来て。
輝く目印で待ってるから、1番近くで待ってるから。』
そう書いてあった。
大きな綺麗なクリスマスツリー。
私がいるここで、明日の夜、
あなた

君は命を天に捧げる。

本当は大好きだったんだよ、
クリスマスイブに交通事故で亡くなったお父さんとお母さんが。
虐待なんてなかった。
幸せな家族みんなで、
クリスマスの朝を過ごそうと……していた。
君は何を恨んだのだろう。
クリスマス?
サンタクロース?
やっぱり、昨日までは楽しみにしていたそれを
急に嫌いにはなれなかった?


強い風が私の髪を泳がせる。
乾いた涙は消えてしまった。


君は今まで生きてきた。
学校に行く気はないし、
自分を養子にもらった人は自分のことを嫌いで。
私なら耐えられない。
君も限界だった。
両親に会いたかった。
けど、会う方法なんて1つしかない。


明日、両親が亡くなったちょうど1年後。
両親に会うため、
クリスマスと私の力を借りて
命を捧げる。
あなた

…止めなきゃ。

死なないで。
大切な命。
両親がくれた命。
無駄にしないで。