”千夏”
”はい?”
”及川ぁ!!!!”
”あーあ、ごめんね…またね…”
”ちょっと!!”
『なんだよー』
「なーに、彼氏?」
『違います…』
「後さ……千夏って呼んでもいい?」
『え?……あぁ別になんでも大丈夫ですけど…』
「じゃあ俺のことは鉄郎って読んでもいいよ」
『え……ちょっとそれは…』
「そんなイチャイチャしてますと…どうなるか分かりませんよ」
『え、えっとー?』
「誰…」
「私は千夏さんの観察係です。」
『なんで、私を?』
「及川さんの意思です……私は高校生としてここにいて…千夏さんの行動を1日充…観察します」
『徹ちゃん?』
「及川さんは貴女を好いています。狂うほどに…」
『く、狂うほどに?』
「私は命令にしたがい、そして…」
私のところから、黒い機械をとると
潰した。女性
「守るためです」
『守るため?』
「いやいや、及川ってあの…青城のだよな?」
『そうです、先輩…知ってるんですか?』
「あぁ有名だぞ、まさか千夏の幼馴染とは…」
しかも、ヤンデレかよ
まぁ渡さないけどな
「とにかく、これからは私と一緒に過ごすように!」
『いきなり、キャピキャピしてる…』
「橘 優花よ!これからはよろしくね!」
『は、はぁ…』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!