濱田side
(トントン)
(バタンッ)
「Helloー!!!!」
北山「うるさっ笑」
藤ヶ谷「元気だねぇニコニコ」
二階堂「あなただー!」
え、キスマイ!!??
あーー、だから神ちゃんは俺に行けって言ったんやね...。
千賀「ねえねえ、あなたちゃんトントンってしたのに、俺らが返事する前に開けたよねボソッ」
二階堂「たしかに...ボソッ」
それに関しては、ごめんなさい。
玉森「あ、濱ちゃんもいる!!」
宮田「久しぶりだねぇ、濱ちゃん」
濱田「玉!みやっち、久しぶり〜!」
横尾「で?何しに来たの?」
「みっくんに習字教えてもらおうと思って!」
キラーンっていう効果音がつきそうな勢いであなたが取り出したのは、さっき神ちゃんに「持った?」と確認されていた習字道具だ。
ああ、そういえば冬休みの宿題とか言って書き初めやるって言いよったな...
北山「なんて書くの?」
「焼肉定食」
濱田&北山&横尾「は?」
二階堂&千賀「あははははは爆笑」
濱田「ほんまに言いよる?」
「嘘嘘。笑
四文字熟語なら何でもいいらしいで」
藤ヶ谷「他の人はどんなの書いてるの?」
「んー、目標とか?」
玉森「今年の目標はなんですかっ!」(マイクを向ける)
「えー、発表いたします
ドゥルルルルル...テン!
早寝早起きーですっ!」
濱田「だから、なんのっ」
KFT2『いやいやいやいや爆笑』
藤ヶ谷「いろいろおかしかったよね」
北山「古いし、白目できてないし...笑」
「まあ、それはいいとして、教えて下さいっ!北山先生!」
北山「ゴホンッ
しょうがない。教えてあげましょう」
「やったー!」
玉森「濱ちゃんは?まだいる?」
濱田「いさせてください笑」
宮田「もちろんだよー笑」
・
・
・
・
「できたー!」
北山「よしっ!」
「どうですか?先生。」
北山「キレイだと思いますっ!」
「よっしゃー!
ねねねね!!!!オトーン!」
いや、聞こえてるし、聞いてるし。笑
濱田「はいはいはいはい。
どう?いい感じ?」
「見て見て!」
濱田「おおー!!」
「な?綺麗やろ?」
濱田「なな!玉!
うちの子天才かも知らんわー」
玉森「はいはい...
また言ってるよ笑」
またって、ねぇ。
ほんまのことやで。
めっちゃ上手いからなぁ!
宮田「いつも言ってるの?」
玉森「釣り行っても、あなたのことか、釣りのことしか話してない」
ごめんなさい
大好きなんです。あなた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。