突然のことだった
主人から調査は終わっていいとの連絡が来た
だからお詫びの品をその日から作って
四次元ガマ袋の中に入れて
出来立てのまま保存するを繰り返して指定された日を待った
思い出せばここ数ヶ月で色んな人に出会い、別れまた出会いを繰り返した気がする
あ、あと学園長からの許可をもらって伊作くんとは何回か薬草集めに言ったよ
3人『え!?』
『ありがとうございます!』
零花が門を潜る
食満、潮江『こんにちは!』
6年『?』
鈴の音が聞こえて6年生は学園長室に集まった
そこにはタソガレドキ忍軍の人達もいて、何故か照星さんもいた
照星さんはたまたま忍術学園に来ていたのだがここに来る必要はほとんどない
先生方に柊哉さんまでいた
零花さんがそう言った
全員『は/え』
山本陣内が尊奈門の頭を床に押さえつける
雑渡昆奈門に聞こえないよう耳を塞がれる
零花は心音だけが聞こえるようになった
零花と柊哉以外『ゴクリ』
零花と柊哉以外が『ヒュッ』と声を出したと同時に股間を押さえた
顔色がだんだんと青くなっていく者もいた
全員『…』
その言葉と共に世界が光に包まれた
零花と柊哉は元の世界に戻った
忍たま乱太郎の世界では混乱が起こるような事もなく
本当に何事もなかった
いや
異変があるとするならば
柊哉と零花の存在なんか元々なかったかのように
学園長室でタソガレドキと忍術学園での話し合いがされていたくらいだった
零花達が居ない時間を埋めるようにその世界は進んでいった
End⋯また会おうなんて意味のない約束と忘れられた存在達
零花と柊哉『はい』
あなたの自室


























編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。