第134話

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2,100
2021/03/27 02:16
こうやって、私はいつもいつもぐぅちゃんに翻弄ほんろうされるばっかり




あなた

ぐぅちゃんは、彼氏っていうより弟のほうが向いてるよ



精一杯の強がりでそう返してやった




あなた

私さ、ずっと弟が欲しかったんだよね



そのせいか、いつもぐぅちゃんを弟という存在に重ねて見てた



グク
グク
奇遇きぐうですね。俺も姉がほしかったんで、丁度いいですよ
あなた

じゃ、私達は姉弟って事でㅋㅋ

グク
グク
ヌナ、可愛い弟になんか奢って〜
あなた

前言撤回。ぐぅちゃんは弟じゃない!

グク
グク
ねぇ、ヌナ
グク
グク
そろそろぐぅちゃんって呼び方変えません?
あなた

やだね〜ㅋ





こうして、ぐぅちゃんとの件を綺麗さっぱり解決して、クラスへと戻った










しかし






















あなた

えぇっ!?私の分のお菓子ないの!?

女子
女子
うん。あなたは来ないのかと思って、さっきみんなで食べちゃった
あなた

こ、これは?

女子
女子
あぁ、これは……キム先生の……ㅎ
ジン
ジン
あなたさん悪いねぇ〜ㅋㅋ





くっそぉ!!じんオッパめ……










オッパを睨んでると横から































ジミン
ジミン
これでよかったら食べる?







そう言って、飴を差し出すジミン





あなた

あ、ありがとう……/





優しすぎるジミンに、思わずキュンとなる私










そういえば、前にもジミンに飴を貰ったことがあった






あなた

ジミン、飴好きなの?

ジミン
ジミン
いや、好きってわけじゃないけど、よくもらうんだよ







帰り道は、その飴を口の中で転がしながら歩いた









そんな時










??
あなた?
あなた

あ、??さん!!










思いがけない人と遭遇した

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