鼻歌をしながら引越し最終準備を行う
ベッドや食器などはもう相澤の元へ送ってあり、
片付けはしといてやると言われお願いしているので、
あとは少しの服と勉強道具、その他諸々だけ
ドアの前にあった水まんじゅうを持って、
部屋を出、階段をおりる
控えめにインターホンを押した
インターホン越しにバタバタと音がする
数秒経った頃、
小太りで中年の女性がエプロン姿で出てきた
はにかみながら水まんじゅうを渡した
頭に手をやりながら笑う
少し話をしたあとお辞儀をしながら部屋に戻り、
アパートを出た
夕日になりかける太陽がジリジリと指す
4年間住まさせてほしいとお願いして、
学生ということもあり優しくしてもらった
感謝の気持ちでいっぱいだ
そんな学生生活ももう終わり
少ししたら社会人だ
大通りの方へ出たかと思えば
大学生くらいだろうか、
男2人がこちらへ話しかけてきた
強引に腕を引っ張られる
相手の方がだいぶ身長が高いため、振りほどけない
その時、男の腕をしっかり掴んだ人がいた
爆豪がミシミシと握力を強めていく
勢いよく自分を指さした
男2人は目をぱちくりさせている
そのナンパ師2人は思ったより
マーメイドファンだったらしく、
サインと日頃の応援を話して別れた
チームアップなどの協調性
爆豪も独立してヒーロー事務所を立ち上げる、
と聞いたことがあるが、
サイドキックが来ないという噂もある
こちらにふいっと振り返り、悪い顔でにやっと笑った
爆豪は笑いながら爆破で空に飛んで行った













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。