ジュンさんの話が終わったあと、
今日は一旦お開きになった。
スンチョリヒョンの迎えで、ジョンハニヒョンが帰った。
1人店で考える。
ジュンさんの話を聞いて思った。
昔、自分も戸籍関係で色々していた。
黒髪の戸籍を偽造する仕事。
昔から裏社会に居たから
妄想税なんて言う詐欺ができている。
もしもこの世から差別がなくなったら。
ありのままで生きることができるようになったら。
幸せなのだろうか。
月末恒例、売上確認をする。
毎月売上が上がっていっているのを見て
密かに口角が上がる。
この国から差別が無くなれば
俺の仕事はなくなってしまう。
そうなれば。
幸せなのだろうか。
やばい、
ばれた、
おれ、
ウィッグ被ってない、
黒髪差別主義者に、
ばれた。
いきなりのことで頭の処理が追いつかない。
俺、殺されるかもしれない。
なんで気が付かなかったんだろう。
普段はこんなことないのに、
バレタ
mg
何となくあの店が気になって、
この間助けて貰ったお礼も兼ねて行くことにした。
妄想税ってのも気になるし、
ちょっとなら買ってもいいかなと思った。
裏路地に入ってレトリックな雰囲気の店を探す。
重たい扉を開ければそこには
黒髪お兄さんがいた。
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。