死刑囚の俺は 、看守のいるまに恋をした 。
俺の牢屋の外に突っ立ってるこいつはいるま 。
俺の 唯一の話し相手だ 。
俺がそう言ってお化けのポーズを取ると 、
いるまは大きくため息をついた
うっとりしながらそーいうと 、明らかに
いるまの顔に警戒の色が浮かぶ 。
そう言って 、格子越しにしゃがんで
俺と目線を合わせるいるま 。
そして 、格子を挟んで 恋人繋ぎをしてくる 。
優しく微笑みながらそう言う いるまは
様になっていて 、見蕩れてしいそうになる 。
俺がそう言って 、勢いよくいるまの方を見ると 、
いるまは明らかに引いたような表情をしていた 。
いるまの言うことに納得して 、少し項垂れる 。
俺の話を一通り聞き終えたいるまは 、しゃがんで
目線を合わせてくれていた状態から立ち上がって 、
また俺に背を向ける 。
俺が 檻の中で 喚き散らかしていると 、
呆れた ため息が聞こえた後に 、牢屋の鍵ががちゃり
と音を立てて 解錠 される 。
そして 、頭を抱えたいるまが入ってくる 。
俺の頬を両手で優しく包み込みながら 、
俺の目を見て そう言う いるま 。
そう言って俺の目を真剣に見つめてくるいるまを
見て 、初めて思った 。
__ あぁ 、俺の 運命の人 はこの人だ
って 。
そう言って 、いるまは首の後ろをさする 。
これは 、いるまが何かミスしたり 、隠し事をしてる
時の癖だ 。
そう言って 、困ったように眉を下げて笑ういるま 。
俺は 、 分かった という意味で頷いた 。
ぽつり と呟くように言った俺のその言葉は
しっかりといるまの耳に届いたようで 、
驚いたように目を見開いている 。
そう言って 、くすりと笑いながら 、
俺を押し倒す 。
アイツ以外に自分の 裸体 を見られるのは
初めてで 、少し気恥しい 。
そんなことを思っていると 、俺の後孔に
いるまのゴツゴツした指が挿ってくる 。
余裕のない俺が 、乱暴にそういうと 、
いるまは 、覚悟しろよ と小さく零した 。
髪をかきあげた時に見えたいるまの目が 、
余裕のない 初めて見る雄の目をしていて 、
さらに興奮する 。
イッたばかりの俺の最奥を貫き続けるいるま 。
電流が走るような快楽が続いていて 、
足が小刻みに震える 。
しばらく自慰もセックスもしていないから 、
感度がより一層上がっていて 、強く奥を突き上げ
られてしまうと 、簡単にイッてしまう 。
幸せな記憶のまま 、俺は意識を手放した 。
いるまside白い息を吐いて 、暖かい缶コーヒーを飲む 。
そう言って同僚と笑いあっていると 、
同僚の顔が急に青ざめる 。
ドスっと 鈍い音とともに 、
俺の胸部から鮮血がジワジワと広がっていく 。
そう言うらんの目元は 、
恍惚とした笑みを浮かべていた 。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。