本丸内は静まり返った
それもそのはずだ
再び静まり返る
これ以上話をしていても無駄だと感じたため
鶴丸国永の後ろから出て与えられた部屋に戻ることにした
後ろからそんな言葉が聞こえたが
あえて無視させてもらった
これ以上無駄な話をする必要性は無いのだから
夕餉は…適当に花びらでも食べておこう
そもそもここに花はあったかな?
あぁそういえば…
すてーたすについてここの審神者殿が話に来ると言っていたな
それまでは自由に動かせてもらおう
暫く歩いていると大きな桜の木が見えた
夜だったということも相まって
月光に照らされた夜桜のようだった
少しの間桜の下にて鑑賞していると
少し前に聞き覚えのある声が聞こえた
声のするほうを向くと
黄色く丸っこい狐とサングラスを掛けた長身の男の人がいた
気配を消しそっと背後から声をかけた
おやそれは失敬
そういえば夕餉後にするとか何とかを聞いたな
狐さんの後ろを私とサングラスの長身の男の人と着いていくが
隣の人は一体誰なのだろうか?
まぁ、後になったらわかるだろう
ステータスねぇ〜
…よくわからん
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。