第2話

お兄
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2019/01/21 21:59
ピピピッピピピッ


重い瞼をあけ、携帯のアラームを止める。


制服に着替え髪の毛を結ぶ。



時刻は7:06



階段を下り2つ分のお弁当を詰める。


ついでに朝ごはんを2人の兄分作る。


両親は今おばあちゃんが倒れてしまって、おばあちゃんの家にいる。
仕事もそこから行っている。


今この家にいるのは私と2人の兄のみ。


よって朝ごはんを作るのは私の役目になってしまった。笑


食卓におかずとご飯とお味噌汁を並べ二階に向かう。


ドアをノックすると



んんーーー。。と眠そうな声。

「入るよー。」



そう声をかけお兄の部屋に入った。


「りゅーーにいー!!!起きて!!ご飯できたよ!!」


「んぅぅーー。。」


今眠そうに寝ているのは私のお兄。



妹の私からみても流兄はイケメン!!高身長!!!スタイルいい!!!!




しかもしかもすごく優しい






そして天然笑



でもものすごく頼りになって大好きなお兄。


「流兄ーー!!」


流兄に体重をかけてもたれかかる。


「おーきーてー!!!」


「んーーーー、眠いーーー。」


「あ、流兄おはよ!!」


起きたと思ったら
すーーって寝息が聞こえてきた


もう!!!!流兄起きないー。



てかよく見たらいや、みなくても寝顔綺麗ー。笑


ついついもっと近くでみたくなって流兄に覆いかぶさる



パチっと目が開いた



「え、なんやねんこの状況笑寝起きにこれはわけわからんのやけど笑俺、妹に襲われとるん?笑」


「違うわ!笑流兄起きたの?おはよ!!」


「あぁ笑おはよ。んで?なにしとんねん笑」


「流兄起こしてたぁ笑なかなか起きてくれなかったんだから今日は流兄が起こしてきてよね。」


「え、おれぇ?いやや!!」


「んじゃよろしく!笑笑頑張ってね笑」


「えーーー。なんでやぁ。」


不満そうな兄を部屋に残しリビングへ戻った

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