しばらくするとお兄が下りてきた
「ほらあなた、起こしてきたで。」
なんかちょっと不機嫌そうね笑
「あなたおはよ。」
こちらもなんか不機嫌そう。
こちらの不機嫌そうな人は私の兄です。
えっと...力s...(((((
照兄は、面白いし優しいしけどとにかくうるさい笑
「照兄おはよう!」
「なんで起こしてくれへんの。流星のことは起こすくせに俺は?俺は?」
「えーだって寝起き悪いじゃん笑
それに流兄は優しいから照兄起こしてくれるけど照兄は流兄起こしてくれないでしょ?」
「なんや。照史に俺が嫌みたいに言われたんやけど笑」
流兄がつぶやく
「とりあえず私行くからさ、!!
ご飯できてるからちゃんと食べてってね」
「ほんまや。うまそうやな。ありがとなあなた」
流兄が私の頭を撫でる
「うん!!流兄のために作ったから」
流兄に抱きつく
「いやいや、いちゃつかんといて?笑
そんなんだから流星にだけシスコンって言われるんやで。笑ちょっとは俺の気持ちも考えてーや。」
「んじゃ!行ってきます!!」
「おい!無視すな!笑」
「うるさい照兄行ってきまぁーす」
「うるさいってなんやねん笑」
後ろで照兄がなんか言ってたけどとりあえず学校いきまーす笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。