『ふがたん♡♡』
風雅「なに」
『見て!!うちわ買ったよ!!』
風雅「ありがと」
『本当はあなた好きなくせにぃ♡』
風雅「人違いですよ笑」
『あなたはふがたん愛してるのに?』
風雅「きもっ」
『ひどっ』
風雅「ほんでなんの用?」
『ふがたんに会いに来た♡』
風雅「僕は会いたくないですよ笑」
『パンフレット読んだぞ嫌いな物は?』
風雅「きのこと室と中村」
『馬鹿!』
『あなたは好きな人なにわ男子、西村拓哉、大西風雅、ちび5!って書いたのに!』
風雅「片想いですね笑」
『片思いですねじゃないよ!ばーか!』
風雅「バカってひど!笑」
『すきすきすきすき』
風雅「片思い!!」
『ひーどーいー』
風雅「酷くない!」
風雅「ほんで何しに来たん、」
『マジ酷すぎん?』
風雅「ニシタクそろそろ帰ってくるんじゃない?」
『今日は拓くんじゃなくて風雅!』
風雅「ウザ絡みですか?」
『んなわけ!』
風雅「なら要件は」
『無いってば!』
風雅「ウザ絡み!」
『ちーがーう!!』
風雅「あっ斗亜来た」
斗亜「あなたちゃん!」
『今日斗亜の日じゃない。』
斗亜「...誰の日?」
『ふがたん』
斗亜「風雅かぁ笑」
斗亜「風雅の嫌いな物だ」
風雅「やのに離れてくれへんねん」
斗亜「嫌われるよりマシやん」
『あなた斗亜嫌ってないからな?笑』
『リトルかんさい頑張ってよ!』
風雅「始めあれ読めた?」
『読めるわけっ』
『とりま頑張れよ!』
風雅「うるさいあな。」
『穴って!!』
風雅「なぁ斗亜!!こいついくつピアス空いてるか知ってる?」
斗亜「2つ?」
風雅「ぶっぶ!」
『言うなバカ!!』
風雅「9個」
斗亜「穴って呼ばれる理由がわかる笑」
『風雅もうきらーい』
風雅「いいですよ、」
『え、泣く。』
風雅「面倒くさ笑」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!