世の中には、対面しただけで小さな両肩に重い重い『圧』を感じさせる人物がいる。ラインハルト・ヴァン・アストレアも、気に入らないが『虚飾の魔女』もそのようなものだ。
そして意図せずして一騎打ちする事態となったヴォラキア最強の『青き雷光』セシルス・セグムントもまた、そのような『圧』を放つ化け物の一人だった。
後に『八つ腕』のように帝国史に名を残すだろうセシルスという人物において、クラリルが知っていることを整理しよう。
ヴォラキア帝国の皇帝を決める『選帝の儀』において、当時は皇帝候補でしかなかったヴィンセントに付き従い、内乱状態にあった帝国を治める多大な貢献をした人物。その貢献の内容というのが、ヴィンセントを狙った敵軍を壊滅させた一騎当千の働きだ。
当時、まだ十代半ばであった少年のその所業は、帝国だけでなく世界全土に知れ渡り、『ヴォラキアの青き雷光』は世界最強の一角へと名を連ねた。
単純な個人としてなら、世界で最も多くの人間を殺した剣士といえるだろう。
セシルスの戦技の特徴は、『雷光』という呼び名の通り音を置き去りにする速度で戦場を駆け、敵の首を瞬く間に落とすといったものだ。
現に目の前のセシルスはラインハルトと並ぶ速度で縦横無尽に動き回っており、この瞬間にも加速は重ねられている。
極められた剣技と、人の知覚を超える速さ。そこに加えて、まだもう一つ厄介なものがある。
それが――
正面から飛びかかってくるセシルスに反撃しようと、腕を振って放った《獄炎殲滅砲》。射線上にある一切合切を燃やし尽くす漆黒の太陽――それが、一閃された。
切り裂かれた太陽の割れ目から見えたのは、刃の黒い刀と、足を止めないセシルス。
セシルスはクラリルが《獄炎殲滅砲》が斬られたと思ったときにはすでに、《獄炎殲滅砲》を斬ったのとは違うもう片方の刀をクラリルに届かせんとしていた。
白刃が優麗に命脈を断ち切る、もしもこの超級の戦いを素人が見ていたなら確実にそう判断した。
その予想を裏切り、『魔帝』の肉体は光に包まれ、刃から逃れた。クラリルの肉体が出現したのは数限りない木々、それらの内一本の枝の上だ。クラリルの運動神経ではずっと登っていられないので飛び降り、地面に接触する寸前に《飛行》を行使しふわりと着地。
セシルスの剣ですら、クラリルは斬れない。それはセシルス自身にもわかったはずだが、彼は変わらずにこやかな顔つきをしている。
――違和感と痛みが一挙にクラリルを襲った。
痛み、そう痛みだ。クラリルにとって身近とは言えない、痛み。
すっと頬を指で撫でると、なぞった指に赤い液体が付着する。もちろんクラリルの血液だった。
《自己防衛機能》は自動で治癒魔法を発動する機能も備えているので頬の痛みはすぐに引くが、今のかすり傷は実際よりはるかに深くクラリルの心を両断していた。
《自己防衛機能》は、ラインハルトの全力走行にも反応できるように設定されている。それはこれまでラインハルトより速いものを体感した経験がなく、学習のしようがなかったからだ。
だがあのとき、セシルスは速さにおいてラインハルトすら超えた。だから《転移》は間に合わず、クラリルに久しく感じていなかった感覚を味わわせる。
斬ったと、傷を見てそうに違いないとセシルスは、自分に相応しい敵とその敵を前にするセシルス自身に興奮を湧き上がらせる。
すぐに治療したとはいえ先に一発受けたクラリルはふう、と息を吐き、穏やかな人相を出してセシルスを視界に入れた。
二人の戦意で一帯の空気はピリピリしているのに、セシルスだけはここに駆け付けたときも、刀を振るうときも、今も何も変わらない。ずっと自然体のままだ。
両手に刀を握りながら、器用にセシルスは頬を掻いて「それにしても」と言い、
セシルスの語る天剣という言葉の意味は残念ながらクラリルにはわからない。ラインハルトなら何か知っているかもしれないが、クラリルは剣に関しては門外漢だ。
首をひねるクラリルは答えを返さなかったが、セシルスはニヤリと笑った。
先の問いはセシルスの中で完結させたのか、一方的に始めた話を一方的に打ち切ってセシルスが履物を脱ぎ捨てる。履物を捨てることでその速度がさらに上がるとしたら、あと何合、対応しきれるかどうか。
すでにクラリルだけの反射神経ならばとっくに五回は死んでいるというのに――
と、身構えるクラリルの前で、セシルスが『邪剣』ムラサメと『夢剣』マサユメの剣先をこちらへ向けた。――その瞬間、セシルスが消え、クラリルの肩口が浅く切り裂かれる。
もはや心の準備すら許されないのかと、回復と回避は《自己防衛機能》に全投げして、クラリルは反撃のための魔法陣を描いた。
周囲から、漆黒の水が溢れ出す。水はあっという間に瀑布となり、黒い波濤はクラリルだけを水のカーテンを作るが如く避けながら、それ以外をあまねく押し流していく。
どれだけ速くても逃げ道を作らない作戦だが、それをセシルスは水の上を駆け抜けて対応する。穏やかな水の上で、ではない。荒れ狂う波頭で、それをやるのだ。
この魔法は以前にもラインハルトが同じような方法で突破してきたが、やってくるのか。『湖の加護』もなしに。
セシルスがやっているのは単純、足が沈む前にもう一方の足を前に出しているだけだ。できないとは思わない。そうしなければやってられない。
クラリルとセシルスにはまだ距離がある。いくらセシルスが雷速といえども、その雷速を維持できるのは何の障害もないときのはずだ。とはいえ、それでも今の彼が《自己防衛機能》の知覚を超えてくる可能性は否めない。
ここで畳み掛ける、その意志で《絶水殲滅砲》を発動した。
《獄水壊瀑布》で生み出した水を転用して圧縮、セシルスに狙いを定めて発射。絵は巨大な水鉄砲を発射しただけに見えるが、もたらす被害はただ大きいだけの水鉄砲の数倍凶悪である。
詰め掛ける水の弾を避けるため、セシルスは水上で跳躍――《絶水殲滅砲》が到着し、セシルスの真下で水飛沫が上がった。
一見完璧に避けられたかに思えた攻撃だったが、それだけでは魔帝は終わらない。水に強烈な刺激をぶつけたことで、飛び上がったセシルスを追いかけるように大波が発生する。《絶水殲滅砲》の真の狙いは、いくらセシルスでも空中散歩はできないと予想して、水の餌食とする二段構えだったのだ。
しかし、期待は裏切らず予想を裏切る男、セシルス・セグムントはこんなところで終わらない。
クラリルができないと考えていた空中歩行を実現させ、セシルスを呑み込むためだけに配置された高波から脱したのである。――否、蹴っているのは空中ではない。飛沫だった。
セシルスは大水を回避するために、豆粒ほどの小さな水を足場にしたのだ。
セシルスはさらに水滴を踏み、安定しないはずの境地をうまく利用しながらクラリルに迫る。速度は健在、三秒もしないうちに『邪剣』と『夢剣』はクラリルを一閃するだろう。
『邪剣』ムラサメと『夢剣』マサユメは、ラインハルトの持つ『龍剣』レイドと並ぶと噂の二振り。今まではかすり傷だから何とかなっているが、まともに食らえばクラリルが回復不可能な傷を与えてくるかもしれない。
《創造建築》で作った壁に《四界牆壁》――全てを拒絶する黒い障壁を重ねがけして完成したのは、突破できない絶対防御だ。いくら魔剣だろうとこれは――
再度の名乗り、世界への誇示。
『夢剣』が黒い障壁を断てば、『邪剣』が創造した遮蔽物を砕いた。
この戦において後手に回る防御など下策なのだと、それを証明するためにセシルスが振るう二つの刃は雷の速さで真っ直ぐクラリルの腹へ一直線。結局魔帝が用意した二つの壁は、三秒の命を五秒に引き延ばしただけに終わった。
クラリル史上、ラネット史上最速の怪物の刀が鮮やかに魔帝を撫でる――前に《転移》が行使され、数メートル後ろに移動する。
絶対に斬ったと、勝敗は決したと信じただろうセシルスは目をぱちくりさせて無傷のクラリルを見た。クラリルはしたり顔で口を開く。
《自己防衛機能》は元々『虚飾』の権能を破るために開発された魔法だった。しかし親の期待を大きく超えて、『虚飾』殺しの魔法はあらゆる危機からクラリルを守る魔法へと練磨された。
そうなった最も大きな要因は《自己防衛機能》の学習だ。
クラリルとは独立した思考であるために、《自己防衛機能》は自分自身で必要であると考え、外界の学習を始めた。その成果の一つが《転移》や《治癒》の自動発動であった。
そして今も《自己防衛機能》はあらゆる情報源から学習を続けている。全ては、クラリルを守るために。
クラリルが、困惑するセシルスをビシッと指差す。
ヴォラキア帝国の動乱が終わろうとしている。
その果てに、ヴォラキアの玉座に誰が座っているのか、それは誰にもわからない。結末を決めるのは、己の手で結末を切り拓かんとするものたちだ。
ラインハルト・ヴァン・アストレアは恋人と友に願いを託し、虫籠族を蹂躙する。
ユリウス・ユークリウスとフェリックス・アーガイルは黒幕の一人たる『九神将』との果たし合いを迎える。
そしてルグニカ最強の一角、クラリル・フェル・ラルダイトは、ヴォラキア最強との決戦に挑む。
誰にとっても、ここが大一番。異なる道を歩んできたものたちが辿り着いた場所。
セシルスの踏み込みが爆発し、迫る十もの黒い太陽を躱しきる。その勢いのまま、セシルスはクラリルの首に向かって飛ぶが――
雷を回避するクラリルに、何度やっても刃を送り込むことができない。
地が割れ、空が歪むそこは、人外のみが立ち入ることを許された決戦場。最後の舞台に相応しい。
四十年前の『魔帝』ローダ・フェル・ラルダイトと『疾風』フルスタン・セグムントの一戦を彷彿とさせる戦いは、しかし規模は当時と比べものにならない別次元になり、驚天動地を文字通りとして世界に顕現させた。
明らかに天秤はクラリル側に傾き始めている。それでも笑みを絶やさないセシルスの姿がクラリルの視界から掻き消えた。
相変わらずクラリルには何が起こっているのやらだが、《自己防衛機能》の絶対回避はまだまだセシルスに突破されない。
あまりの速さに四方八方から無数のセシルスが襲いかかってくる錯覚に混乱させられながらも、クラリルはその場からほとんど動かない最小労力の《転移》で躱し続ける。
セシルスが絶え間なく斬撃を浴びせてくるように、クラリルも持てる限りの攻撃魔法で動き回るセシルスを捉えようとするが――
現段階のクラリルは、セシルスに痛打を与えることができない。
反射神経が雷を超えたからといって、クラリルの魔法まで雷速に届くわけではない。魔法までセシルスの速さに至らない限り、彼なら来たる攻撃をバッチリ視認したあとで回避行動に移れるだろう。
見えない風の刃や避けようがない範囲攻撃も一通り試したが意味はなかった。初撃を外した分、もう一度それをしても警戒しているセシルスにはただの隙にしかならないと推測する。
まるでラインハルトを相手にしているようだと、頼もしい赤毛の美青年を頭に浮かべながらクラリルは残像しか見えないセシルスをそう評する。
ラインハルトも生半可な攻撃は効かないし、二度目以降同じ魔法を使えば高確率で対処してくる。
セシルスはラインハルトと似ている。――だがそれは、裏を返せばラインハルトの攻略法がセシルスにもそのまま通用するということでもある。
ラインハルトに傷を与えるには、基本的にラインハルトの知らない初見の魔法を使うか複数の魔法を組み合わせて確実に追い詰めていくかの二通り。それでも『初見の加護』や加護の多重使用で力ずくで突破してくるのがラインハルトなのだが。
いくらラインハルトとセシルスとが似ていても、それは天地に轟く純然たる事実だ。
ラインハルトが持っているのは『龍剣』レイドだし、自由に加護を得ることができるし、セシルスより力は強いし、燃えるような赤髪がカッコいいし、澄んだ瞳で見つめられたら心を撃ち抜かれるし、ちゃんと話を聞いてくれるし、完璧超人に見えて実は子どもっぽい一面があるのが可愛いし、クラリルをちゃんと愛してくれているのが伝わってくるし。
クラリルが世界一愛してる『男』がラインハルトなのだ。
セシルスは確かに強い。だが、ここでクラリルが彼に負ければ、それはクラリルと同格のラインハルトの敗北と同義だ。ラインハルトはそう思わないかもしれないが、クラリルにとってはそうなのだ。
負けられない戦いがここにある。それだから――
キイィィンと、空気をつんざくような音がして、十の紫電がクラリルの周囲に降り注いだ。
天に背かれたセシルスの動きが、ようやく停滞した。――いや、背かれたのではない。クラリルが雷を落としたのだ。
雷と同じ迅速のセシルスに追いつくために、こちらも雷を使わせてもらった。とはいえ、クラリルが今まで作り上げた魔法の中にこんな風に雷を操る魔法はなかった。――故に、作ることとした。
何の手掛かりもなしに、クラリルはセシルスとの戦闘の中で《紫電雷光》を開発したのである。
また新たな手札を増やした達成感に自然と唇を綻ばせていた魔帝だったが、雷に打たれた『青き雷光』を見据えてすぐに余裕を消す。
険しい顔をしているクラリルと反対に、涼しい顔なのは一杯食わされたはずのセシルスだ。直前に紫電を受けた事実などなかったかのように、涼しい顔を崩さないままで。
当たったはず、ではない。当たっている。肉の焼ける音と香りがその証拠だ。
それでも、セシルスの微笑は揺るがない。クラリルの問いかけにも、彼は「ん~」とひょうけてみせながら、
セシルスにとっても未知の敵、知らない衝撃。それをまともに受けながら、セシルスは恥じることも怖じることもなく、自らの哲学によってそう主張した。
ヴォラキア帝国にきて半日足らずにも拘らず、一欠片も相容れないと感じた思想はたくさんある。だが、このセシルスの考え方は、ヴォラキア流ともまた一風変わった、セシルスの中だけで完成された考え方だ。
セシルスは笑みを湛えたまま、再び二つの刀剣の切っ先をクラリルに向けた。
言い切った直後、セシルスの足が地面を爆ぜさせ――青雷が迸った。
迫る雷に反応しきって《転移》で空中に避難、続けて《紫電雷光》――そこから派生させた黒い雷を照射する《魔黒雷帝》の魔法陣を構築する。
無論、雷の魔法という選択肢が頭の中にあるセシルスに、ただ闇雲に黒雷を放っていてはマナの無駄遣いだ。そこで、クラリルはひと手間を惜しまない。
《魔黒雷帝》を発動前の状態で維持しつつ無数の鏃を生成し、セシルス目掛けて一斉に放った。
それは雷光にとってはひどく緩慢な攻撃。当然、雨粒すら避ける超越者に到底当たるはずもなく。
だが――
鏃がセシルスの右足の影に刺さると、連動するようにセシルスの右足がその場に縫い止められていた。
動けないセシルスに、満を持して《魔黒雷帝》が襲いかかった。何よりも高速が持ち味のセシルスを完封した、最良を積み重ねた完璧な流れ。
しかし、刹那で組み立てたクラリルの策を、セシルスもまた刹那で迎え撃つ。
『青き雷光』はその場を一歩も動かないまま、迫る電撃のことごとくを二本の刀だけで受け、流し、払い、防ぎ続ける。魔剣とはいえ、たった二本の刀だけで天の怒りに等しき黒雷を防ぐのは、もはや絶技を通り越して悪夢に思えた。
体を動かすのだけは本当にダメダメなクラリルにとって、平然と生身で魔法を突破してくるのはどうかしているとしか思えない。
《魔黒雷帝》を凌ぎきり、ぐっと右足を上げ、力ずくで《影縫鏃》を引き剥がしながら、剣客は全速力で前に出た。
向かってくるつもりだ。空を飛んでいる、『魔帝』に。
地面を蹴っただけで、空高くを飛び回るクラリルに追いつく規格外さにため息をつきそうになるが、嘆息を殺し、嘆息のために使われるはずだった時間で次の魔法を発動した。
《紫電雷光》よりも、《魔黒雷帝》よりも威力をもう一段階上げた魔法。《殱黒雷滅牙》である。
こっちは最初から使えたものの、威力重視で速度は雷速に及ばない魔法だ。だが、あちらから飛び込んでくるなら遠慮なく速さ無視で強い魔法を選ばせてもらう。
電光石火で、大地を踏みしめたセシルスがクラリルに飛びかかる。クラリルもまた、雷の牙でセシルスを迎撃する。青と黒の稲光が交差する――コンマ何秒か前に、声は響いた。
両者ともが耳にしたことのある声に、クラリルの魔法行使と刀を振りきろうとしていたセシルスの手が止まった。勢いをなくしたセシルスの体はそのまま自由落下を始め、追いかけるようにクラリルも着地する。
これが聞き慣れたラインハルトの「――そこまでだ」ならこうはいかなかっただろう。クラリルだけでなくセシルスも思わず死闘を演じるのを中断した声、その主は――
仰天するセシルスを見やり、武芸に長けているわけでもないだろうに、化け物たちの闘技場に入ってきたヴィンセントが鼻を鳴らす。
と、そんなヴィンセントを見ていると、妙な点に気が付いた。というのも、皇帝の赤と黒の装束の色に、どう見ても先ほど別れるときにはなかった赤が混ざっているのだ。
ヴィンセントが視線を向けた先、そこから現れたのは三人のルグニカ王国近衛騎士の服を着用した同僚たちだ。全員、無事に揃っている。
そう告げてくるフェリスとユリウスとラインハルトに、クラリルは全てが終わったことを悟った。安堵するクラリル、笑いかける騎士たち、しかし状況についていけぬ人物が一人。
『邪剣』と『夢剣』を鳴らしていたセシルスが、慮外の一撃を受けた様子で瞠目する。あらゆる説明を中抜きして、重要なことだけ伝えられた彼の理解が激しく揺さぶられる。
そして、セシルスは呆然と騎士たちを見回し、クラリルとラインハルトを同時に視界に入れた。
セシルスの問いかけに苦笑し、クラリルとラインハルトはこの場では拒絶の意を示す。その答えを聞いて、セシルスは「ああ、なるほど」と頷くと、
そんな、帝国最強の残念な叫び声が、王国を巻き込んだ革命騒ぎの終わりの合図だった。
なんで作中最高峰の戦いを本編じゃなく外伝でやってるんだろう。
そもそも『流血の帝国外交』はクラリルとセシルスを戦わせたいがためにやったので作者の方は文句ナシ!
《獄水壊瀑布》
漆黒の瀑布を作り出し、敵を呑み込む魔法。
《絶水殲滅砲》
《獄炎殲滅砲》や《幻氷殲滅砲》の水属性版。
《治癒》
治癒魔法。クラリルが使う治癒魔法にもいくつか種類があるが、その中でも一番の基本の形。
《影縫鏃》
鏃を飛ばす魔法。
鏃が何かの影に当たれば、影の本体も縫い付けられたように動けなくなる。
今回どんだけ魔法使ったんだ······?












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。