柔らかい夕日の差し込む図書室にたった1人、少女が立っていた。
高校生くらいだろうか、華奢で小柄で"平凡な女の子"だ。
私はとある本に手を伸ばし、背伸びをしているところだった。
ギリギリ手が届き、ようやくその本を掴むことが出来た
私が手に取った本は"緑の国のお姫様"いわゆる恋愛ファンタジーの本である
本のあらすじには、
"緑の国の姫が王子様に出会うが、恋敵で婚約者の暴君王女セリーナに邪魔されてしまう、2人は両思いのため駆け落ちをする物語"だそうだ
私はポソリと呟きながら本を開いた
しかし、本を開いた途端、急に本が強く光出した
私は朝日のようなあまりの眩しさに耐えられず強く目を閉じた












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。