第4話

No.3
429
2025/02/15 08:00 更新
ゆあんくん🍗
はぁ....はぁ.....
な、なんとかシェアハウスまでついたぁ...
...チャイム...押さないと.....
...チャイムを押そうとする俺の手は震えていた。
ゆあんくん🍗
ッ大丈夫...大丈夫....きっとッ...
自分に言い聞かせるように呟く。
俺は勇気を振り絞り、チャイムを鳴らした。
きっと....『ゆあんくん!遅かったね!』って言ってくれるはず....。
ガチャッ
出てきたのは、たっつんだ。
ゆあんくん🍗
たっつん...
大丈夫...大丈夫...だい、じょうぶ...
たっつん⚡️
その...どちら様でしょうか...?
たっつんがそう言った瞬間、俺の目の前は真っ暗になった
アイツは本当に..........
たっつん⚡️
えっと........?
ゆあんくん🍗
..........俺のこと、覚えてないよねッ
たっつん⚡️
は?.........どう言う....
たっつんは戸惑っているようだ
.....戸惑うのも仕方がない。
俺のことを覚えていないのだから。








ガチャッ
シヴァ🐸
たっつん、どうしたの〜って......誰?
たっつんの知り合い〜?
たっつん⚡️
いや......
ゆあんくん🍗
シヴァさんも......覚えてないよね...
俺がシヴァさんの名前を口にすると、シヴァさんはビクッっとした。
知らない人が自分の名前を知ってたら、誰でもびっくりするよね...
だから、仕方がない








ガチャ
じゃぱぱ🦖
たっつん、シヴァさん。どうしたの?って...


今にも耳が塞ぎたくなる。
だが、俺は次の言葉を待った。
きっとじゃぱぱも『誰?』と言うのだろう。
分かってる。分かってるけど、何故か期待してしまっている俺がいた。
じゃぱぱ🦖
ゆあんくんじゃ〜ん!どっか行ってたの?
ゆあんくん🍗
え..........?
俺は耳を疑った
ゆあんくん🍗
じゃ、じゃぱぱ、お前.....今...『ゆあんくん』って言った...?
じゃぱぱ🦖
え?うん?言ったけど、どうかしたの?
気がつくと、俺の目からは大粒の涙が溢れていた。
じゃぱぱ🦖
ゆあんくん!?どうかしたの!?


じゃぱぱが俺に駆け寄ってくる。
じゃぱぱの俺の記憶は消えていない。
そう思うと、安心感からか、さらに涙が溢れた。
たっつん⚡️
じゃ、じゃぱぱ....その子の名前知っとるん...?
じゃぱぱ🦖
知ってるよ?たっつんだって知ってるでしょ?
たっつん⚡️
し、知らん.....
じゃぱぱ🦖
え........?シヴァさんは知ってるよね.....?
シヴァ🐸
し、知らない......
じゃぱぱ🦖
え......ど、どうして...?
う、嘘だよね....?
たっつん⚡️
嘘じゃ...あらへんよ...?じゃぱぱこそ...知ってるなんて...嘘ちゃうか.....?
じゃぱぱ🦖
そんなわけ....ない、......ゆあんくんは....からぴちの...仲間じゃん....
シヴァ🐸
からぴちの、仲間、?
そんなわけ....ないだろ....?
シヴァさんの言葉が、胸に刺さる
じゃぱぱ🦖
シヴァさん...ゆあんくんはからぴちの仲間だよ....?
そんなわけないなんて言い過ぎだよ...
シヴァ🐸
で、でも...俺...
ゆあんくん🍗
じゃぱぱ.....俺は大丈夫だから.....さ?
シヴァさんは俺のこと分からないから、仕方がないよ...
俺のせいで....じゃぱぱとシヴァさんが喧嘩してほしくない...
じゃぱぱ🦖
ゆあんくん....でも....
ゆあんくん🍗
いいの、いいの......
たっつん⚡️
えっと..一旦、中に入ろ?
それから話そう...な...?
じゃぱぱ🦖
......うん

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