ミンジュside_
あなたオンニとお昼を食べてから、1週間が過ぎ
あの電話のあと、定期的に取り合っていた連絡も滞ってしまった。
何度かメッセージを送ろうともしたけれど、もしかしたら気づかないうちに何かしてしまって、嫌われてしまったんじゃないかと想像して。
メッセージを入力しては消してを繰り返していた。
"オンニ、会いたいです"
今日こそはこのメッセージを送ろうとスマホを開くと、通知が2つ。
それはあなたオンニからではなく、チェウォンオンニから送られてきたものだった。
チェウォンオンニともたまに連絡は取っていたけれど、この手の内容が送られてきたことはなかったので少し驚く。
急にどうしたんだろう…
その後は授業が終わったらお互い連絡することだけを約束してやり取りは終わり、
いよいよ私は最後の講義を受けている最中。
頭の中は何を話されるんだろう、ということで一杯で、正直講義の内容はほとんど入ってこなかった。
そしてまた、通知が1つ。
***
そう言ってチェウォンオンニが向かった先は、人気の少ない校舎のベンチだった。
なんでチェウォンオンニがそのことを知っているんだろうと疑問に思いながらも、私はそのことを口にはせず会話を続けた。
チェウォンオンニのその言葉を聞いて、嫌われたわけではないんだと思えて、安堵した。
***
チェウォンオンニの助言を胸に、私は家に帰ってからもう一度オンニとのメッセージ画面を開き、
とメッセージを送った。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。