第2話

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2023/02/11 14:00 更新
辰哉
どうぞ入って。
あ、はい、どうも……
部屋に通され、机を挟むように2人で座る。

緊張で心臓がバクバクなってる。
辰哉
ふはっ、緊張してる?
そ、そりゃあ、しますよ……
辰哉
まぁだよなー。
あ、敬語じゃなくていいよ、
兄弟なわけだし。
俺も照って呼ぶね。
あ、はい…じゃなくて、
うん…
辰哉
俺のことはお兄様と呼んでくれ✨️
あ、それは嫌だ。スパッ
辰哉
なんでだよ!!w
ふははっw
辰哉さんは面白い人だ。

緊張がほぐれ、色々な話をし、笑い合ううちに、気付けば部屋に来てから1時間が経過していた。
コンコンッ
義父
辰哉、照くん。
ちょっと買い物に行ってくるね。
はーい。
辰哉
気をつけて〜。
辰哉
ははっ、仲良いなー。
だね。
辰哉
俺らも負けないくらい仲良くなろうな!
うん、そうだね。
辰哉
そーいや照は、高校では部活どうすんの?
んー、まだちゃんとは決まってなくて…
運動部にしようかなっては思ってる。
辰哉
へー、そうなんだ。
あ、ちなみに俺バスケ部。
どう?一緒にやる?
辰哉さんが一緒なら遠慮しようかなー。
辰哉
なんでだよ!!w
あははっw
冗談だよ、考えとく。
辰哉
ったくよーw
てか、呼び方変えてよ。
なんかまだ他人って感じ。
えーどうしようかなー…
とりあえずお兄様は却下だから…
辰哉
おいw
んーじゃあ、兄貴とか?
辰哉
お、いいね、兄貴。
そう呼んでよ。
わかった。
最初の不安もどこかにいき、ずっと話をした。

兄貴は、面白いけど、やっぱり優しい。

緊張している俺に気遣って2人の空間を作ってくれたのかもしれない。

それを考えると、一人っ子だった俺はすごく嬉しくて、

兄の存在っていいなと思った。

きっと後輩とか、年下の人からも人気なんだろうなぁ。

こんなに頼れる先輩がいるなら、バスケ部もいいなと思う。
辰哉
学校では驚くなよぉ〜。
何に?
辰哉
俺のモテモテ度に!✨
前言撤回、学校ではあまり関わらないようにしよう。

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