部屋に通され、机を挟むように2人で座る。
緊張で心臓がバクバクなってる。
辰哉さんは面白い人だ。
緊張がほぐれ、色々な話をし、笑い合ううちに、気付けば部屋に来てから1時間が経過していた。
コンコンッ
最初の不安もどこかにいき、ずっと話をした。
兄貴は、面白いけど、やっぱり優しい。
緊張している俺に気遣って2人の空間を作ってくれたのかもしれない。
それを考えると、一人っ子だった俺はすごく嬉しくて、
兄の存在っていいなと思った。
きっと後輩とか、年下の人からも人気なんだろうなぁ。
こんなに頼れる先輩がいるなら、バスケ部もいいなと思う。
前言撤回、学校ではあまり関わらないようにしよう。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。