シルクside
ぺけが戦ってる…あいつは10年前からこうやって戦ってきたんだな…本当の自分も隠して
俺達は閉じ込められた檻の中でただ見ていることしか出来ない…
檻の中で俺達は見ていることしかできなかった…
ぺけたんside
俺は奴にナイフを投げる
絶望に染った顔が美しい?
まさかこいつ…あの時から…
モリアーティは私を蹴り飛ばした。私はその場に叩きつけられた
そして次の瞬間モリアーティが無数の弾幕を放つ狙いはみんなのいる檻に…
俺はすぐに檻の前に行き、風の結界でみんなを守る
奴の弾幕は威力が強すぎる…
すぐに決壊は壊れ俺は弾幕を受けた
奴はすぐに今度は弾幕をナイフの形にしてこちらへ放つ。俺は立ち上がりみんなを守るその結果背中にナイフが刺さる
背中、肩、足にまでナイフが刺さる…
ナイフの雨が止んだ…痛みと赤く染るうしろ…それでも俺は立ち続けた
奴は今度は弾幕を細長く鋭利なものに変え私に向かう
グサッ!
マサイの声も虚しくそこ槍は腹部を貫く
「ぺけぇ!!」
俺はその槍を抜き取った。しかしあまりのダメージに膝を着いた。口からは血が出る
カイト…私は…
悔しいな…結局私は…あの時少しでも早く来れたらカイトは死ななかったのかな?あの時父さんたちの異変に気づけていたらあんな事件怒らなかったのかな?そもそも私が生まれて来なければ…今だってそう…あいつに勝てなくて…みんなを守れてない…
そう思うと涙が止まらなかった…その時だった
みんなの言葉が心に響く…
そうだ…私はまだ戦える…希望が残っている限り…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。