黄色く光った指輪を差し出してきたるぅとさんを見て
私の目はつい泳がせてしまう.
するとるぅとさんは少し深呼吸をして
口を開く
真剣なるぅとさんの瞳には私しか写ってなくて
でも嬉しくて
涙をひとつ落とした.
"私も好きだった"と伝えると
るぅとさんは大きく驚く.
そして私も先程買ったお揃いのキーホルダーを渡すと
愛してます.
と言われ,
会話を聞いてたお客さんと
店員さんまで
大きな拍手で囲まれた.
大学を卒業後、
私とるぅとさんは結婚し、
子を授かったのはまた別のお話。
運命ってほんとにいるんです。
あるんです。
私もこういうことがあるだなんて
信じれません、でも
何千人、何万人、何億人、何兆人以上の人がいる中で
るぅとさんと出会えたのはもう
それは運命と言っていいのでは無いでしょうか?
今の友達も
恋人も
家族も
低い確率を引いて今この場に立ってるんです.
だから
運命っていうのは
ほんとにあるんです.
私とるぅとさんと
赤ちゃんと一緒に運命を信じて
歩んでいきます.
運命の赤い糸
〘完結〙
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ 後書き












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。