第63話

第43話
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2025/03/15 03:00 更新
あなたの下の名前side
しばらく泣き、私が落ち着いた後に兄が話し始める。
侑斗
侑斗
あなたの下の名前、今から話すのはあくまで俺の意見だ
(なまえ)
あなた
……うん
兄は私を諭すように話し出す。
侑斗
侑斗
俺は別に無理してまで
関わりを経つ必要は無いと思う。

あなたの下の名前が無理をしない程度に
関わればいいんじゃないかな。

そうすることでもしかしたら
友達に迷惑がかかるかもしれない。
(なまえ)
あなた
……うん
侑斗
侑斗
でも……
侑斗
侑斗
あなたの下の名前の友達はそんなことで
あなたの下の名前のことを嫌になるほど浅い関係?
(なまえ)
あなた
っ……
それは、分からない。
私のことを嫌いにはならないかもしれない。
だが、迷惑には思うだろう。
そして、彼らはきっとそのことを私に気づかれないように振る舞う。
彼らは、優しすぎるから。
侑斗
侑斗
俺はあなたの下の名前の友達のことはよく知らない
侑斗
侑斗
もしあなたの下の名前が不安なんだったら直接聞いてみればいい
侑斗
侑斗
多分それだけで解決するんじゃないかな
(なまえ)
あなた
……うんっ
私はとにかくこれしか言うことが出来なかった。




しばらくして私は自分の部屋に戻って勉強をしていた。
学校をサボってしまったのだからこれくらいはしなければ。
現在の時刻は16:00。
そろそろみんなが帰っている頃だろうか。
そんな時、急にスマホが鳴った。
(なまえ)
あなた
(なんだろう……?)
そうしてスマホを開くとそこにはすちくんから電話がかかってきていた。
(なまえ)
あなた
っ……!
その画面に映る文字に反射的に電話を切ろうとした。
しかし……。
(なまえ)
あなた
「直接聞いてみれば」……
兄の先程の言葉が思い出された。
私はこのまま逃げ続けるのだろうか。
(なまえ)
あなた
……
色々考えていると指はスマホに伸びていた。




(なまえ)
あなた
もしもし……?





すちside
学校の授業が全て終わり、みんな部活や帰宅をしている頃。
俺の頭の中はあなたのニックネームちゃんのことでいっぱいだった。
幸い今日は部活がない。
部活は無いが……。
すち
すち
どうしよう......
俺はあなたのニックネームちゃんの家を知っているわけでもなければ連絡先も知らない。
八方塞がり状態なのだ。
どうしたものか......と頭を悩ませていると
一つの案を思いついた。
ただこれは......。
すち
すち
あの子次第、ねぇ
俺はとりあえずあなたのニックネームちゃんの教室に向かった。




ガラッ
少し躊躇いながらも教室のドアを開ける。
_佐倉@さくら_  _茉莉@まつり_
佐倉さくら 茉莉まつり
......!
そこには、あなたのニックネームちゃんの友達である佐倉さんがいた。
すち
すち
ねぇ佐倉さん、お願いがあるんだけど……




アホ主
アホ主
……特に話すことなし!
アホ主
アホ主
また次回で!

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