第74話

追憶 緑色の信仰
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2025/10/18 11:00 更新



俺はただの一般人"だった"


とある村の1人の少年だったはずなのに


特殊魔力が発現した途端手のひらを返したかのように村の人達は、俺を崇め奉った


友達がオセロのように友達じゃなくなっていく
親は、親じゃなくなる


気づけば俺は、この村の神として奉り上げられていた


なにかを代償に願いを叶えてくれと毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日


気がおかしくなるくらいに言われ続けた



もちろん俺は神様なんかじゃないから願いを叶えることなんて出来ない


願いを叶えられなければ、かつて親だった誰かに殴られ暴言を吐かれる始末


だから俺は極力願いを叶えられるように頑張った


テストがどうのこうのみたいな簡単な話であれば予め答えを予測することなんてもう慣れたもので



徒競走で一番になりたいという願いに関しては俺の能力を使えば朝飯前


そんなことをしていくうちに、体のアザが消えていく度に、自分は失われていく


人形のようになっていたオレに突然救いの手が伸びてきた

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