第14話

13.狙われの身
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2025/07/06 01:02 更新

その後いろいろな検査をしてもう大丈夫だと退院した日は4月2日になっていた。



いや、もう学校始まっちゃうけどね。

春休みを病院で過ごしちゃったけどね!?



そういうわけで私は誰もいない家に帰った

さっそく届いた制服を着て鏡の前に立ってみる。
あなた
うんっ、なかなかいいじゃん


さすが制服の可愛さが売りの高校は違う



その場で一回りしてスカートがヒラッと舞い上がる





うんうん、私って可愛い〜!





宿儺の事はクソジジイにも厚化粧ババアも言っていない。

宿儺が言ったら親を殺すと脅してきたのだ。



私としてはあんな人情のかけらもない連中なんか殺されても知らんって感じなんだけどな。


そうじゃなくても大丈夫。
誰が言うか。


あんなやばい見た目のものを飲み込んだら呪いの王と共生したとか言った日には、信じてもらえないか、頭が狂ったかと思われるに決まってる。





それか強制的に入院させられるかも。精神科に。





あの看護師たちの会話は私に根強く残っているからね!


あなた
ってかなんでそんな知られたくないの?いや言わんけど
両面宿儺
俺の存在は封印されているから黙認されていたが、受肉したからには呪詛師も呪術師も必ず手に入れようとするだろう。
両面宿儺
それなのに貴様ときたら呪力も碌にない、体も貧弱、戦ったら1秒でコロリだ。
両面宿儺
だから今は隠れておくことにした
両面宿儺
ここら一体荒野にしたい気持ちもあるがな


あなた
え、待って私って狙われるの?
両面宿儺
呪霊なら一口、呪術師なら死刑対象だな




え、なんか人生ハードモードになってるんですけど



ゲームオーバーの道しか見えないんですけど





…終わった
あなた
宿儺と心中なんかしたくないー!!私の人生短すぎるじゃん!
両面宿儺
貴様と心中などこっちから願い下げだ

頬に現れた口が喋る


最初はキモかった現象だがもう慣れてきた



すると急に私の目元から目が現れて鏡に映る私の姿を上から下までジロジロ見る



え?






両面宿儺
しかも…貧相だしな




あなた
はっ倒すぞジジイ

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